「東日本大震災から10年 土門拳×藤森武写真展 みちのくの仏像」八王子市夢美術館

「東日本大震災から10年 土門拳×藤森武写真展 みちのくの仏像」八王子市夢美術館

名称:「東日本大震災から10年 土門拳×藤森武写真展 みちのくの仏像」八王子市夢美術館
会期:2021/2/11(木・祝)〜 2021/3/28(日)
開館時間:10:00〜19:00
  入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
会場;八王子市夢美術館
観覧料;
  一般:600円
  学生(小学生以上)・65歳以上:300円
  未就学児無料 土曜日は小・中学生無料
主催:公益財団法人 八王子市学園都市文化ふれあい財団
  (八王子市指定管理者)
監修:藤森武(日本写真家協会会員、土門拳記念館学芸担当理事)
協力:公益財団法人土門拳記念館
企画協力:株式会社クレヴィス
住所:〒192-0071東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
TEL:042-621-6777
URL:八王子市夢美術館
 八王子市夢美術館では東日本大震災から10年目となる本年、特別展「東日本大震災から10年 土門拳×藤森武写真展 みちのくの仏像」を開催します。
 ノミ跡を残した鉈彫り、木の根の形をとどめた立木仏、素朴な円空仏、東北の繁栄を伝える絢爛たる仏。
 東北6県は魅力的な仏像の宝庫として知られ、世界遺産にも登録された岩手県・中尊寺の金色堂をはじめ、それぞれに歴史と伝統、地域色豊かな仏像が数多く残されています。そして、仏像写真といえば、山形県酒田市出身の写真家土門拳(1909-1990)と作品集『古寺巡礼』を多くの人は連想するのではないでしょうか。ただ、土門の仏像写真の多くは奈良・京都・畿内を中心に撮影したものが多く、自らの出身地でもある東北での撮影は中尊寺などの一部を除き、実現することはありませんでした。一方、土門の直弟子として『古寺巡礼』の撮影にも携わった写真家の藤森武(土門拳記念館学芸担当理事)は、土門学校卒業12年目の1979年に、みちのくを代表する仏像《薬師如来坐像》(福島県湯川村 勝常寺)を撮影、あらためて仏像写真の奥深さに魅せられた藤森は、以後師の遺志を受け継ぐかのように、東北各地の仏像を撮り続けています。
 本展は、東日本大震災発生から10年を過ぎ、未だ深い傷跡を残す被災地の復興を祈念し、藤森が撮り続けた東北の仏像写真を中心に、師である土門のそれらとあわせ紹介するものです。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 津田友子 「記憶は動く」白白庵
  2. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  3. 《万葉》油彩、1991年
ページ上部へ戻る