「郷倉和子-梅樹の空に輝く明星-」射水市新湊博物館

「郷倉和子-梅樹の空に輝く明星-」射水市新湊博物館

名称:「郷倉和子-梅樹の空に輝く明星-」射水市新湊博物館
開催期間:2021年2月19日(金)~2021年4月18日(日)
開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで)
休館日:火曜日及び祝日の翌日
  但し、祝日の翌日が土曜・日曜日の場合は開館)
住所:〒934-0049富山県射水市鏡宮299
TEL:0766-83-0800
URL:射水市新湊博物館
 郷倉和子は、大正3(1914)年、射水市小杉出身の日本画家・郷倉千靱と、同市新湊出身の蔦子の長女として東京谷中に生まれました。
 昭和10(1935)年に女子美術専門学校(現 女子美術大学)日本画科を首席卒業し、翌年の日本美術院展覧会(院展)に初入選しました。 その翌年に安田靫彦に入門、院展を舞台に早くから新しい花鳥画を追求し、西洋画の特性を取り入れた、華やかな色彩と繊細で知的な画面 構成で高い評価を受け、昭和35年に日本美術院同人に推挙されました。
 そうした活躍の中、昭和50年に父・千靱が急逝し、失意と混迷の中で「梅」に出会います。亡父の魂に導かれるかのように、昭和60年頃 から平成28(2016)年101歳で亡くなるまで梅を一途に描き続け、深い写生による独自の高雅な日本画の境地を拓きました。
 平成9年に日本藝術院会員となり、また、平成14年に文化功労者として顕彰され、父・千靱の故郷・小杉町の名誉町民に、平成17年には 本市の名誉市民に推戴されました。
 この展覧会では、当館所蔵の和子作品のうち、春と秋の院展出品作を中心に展示します。美しい日本の四季の中に無常と悠久を見つめて きた郷倉和子の作品世界をじっくりご鑑賞ください。

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