「王家の衣裳~王子・王女の衣裳/黒漆と螺鈿の漆器」那覇市歴史博物館

「王家の衣裳~王子・王女の衣裳/黒漆と螺鈿の漆器」那覇市歴史博物館

名称:「王家の衣裳~王子・王女の衣裳/黒漆と螺鈿の漆器」那覇市歴史博物館
開館時間:午前10時~午後7時
休館日:毎週木曜日
住所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地1丁目1番1号パレットくもじ4階
TEL : 098-869-5266  FAX : 098-869-5267
URL:那覇市歴史博物館

 特別展示室では、毎月「国宝 琉球国王尚家関係資料」の美術工芸資料および文書資料とともに、王国時代の美術工芸品をご紹介しています。

 5月の美術工芸資料は、尚家資料から『王家の衣裳~王子・王女の衣裳』をご紹介します。
 華やかな紅型衣裳は、成人前の王家の子女である、王子や王女が身に着けたものといわれています。成人前の子どもの衣裳といえど、王家しか使用できなかった鮮やかな黄色地や、海外から輸入された高価な材料で染められた紅色地(べにいろじ)に、王権を表す龍や鳳凰(ほうおう)の文様で埋め尽くされた豪華な衣裳は、大人の衣裳と全く変わるところのない、王家ならではの格の高いものです。

 また調度品は『黒漆と螺鈿(らでん)の漆器』と題して、尚家資料と伊江家資料から螺鈿の琉球漆器をご紹介します。琉球の近海で採れたヤコウガイをふんだんに利用した螺鈿漆器は、見るものを圧倒するきらめきを放っています。
 こうした豪華な螺鈿の漆器は、中国皇帝への献上品としても活用され、海を渡った同型の漆器が北京の故宮博物館に所蔵されています。

 文書資料は、最後の琉球国王・尚泰の即位および元服関係の文書と、即位にともなう冊封(さっぽう)関係の文書から、6点をご紹介します。
 この中の「火花方日記」は、半年ほど滞在した冊封使への接待行事をまとめた報告書で、首里城の御庭(うなー)で披露された仕掛け花火の絵図が掲載されている貴重な記録です。この絵図をもとに復元した仕掛け花火が、昨年国立劇場おきなわで披露されたのをご記憶の方も多いのではないでしょうか。

王国時代の貴重な記録と、精緻な美術工芸品をどうぞお楽しみください。

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