名称:「服部一郎コレクション近現代絵画展」サンリツ服部美術館
会期:2021年4月24日(土)- 2022年2月27日(日)
前期:2021年4月24日(土)-10月3日(日)
後期:10月5日(火)-2022年2月27日(日)
※状況により事前の予告なく臨時休館をする場合がございます。
休館日:祝日を除く月曜日、展示替期間(6月4日(金)、7月5日(月)-7月10日(土))、年末年始(12月6日(月)-2022年1月1日(土))、館内整理期間
ただし、7月12日(月)は開館
入館料:大人1,000(900)円、小中学生400(350)円
*( )内は団体20名様以上の料金
*特別展開催中は別途
住所:〒392-0027長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
TEL:0266-57-3311
URL:サンリツ服部美術館
サンリツ服部美術館の服部一郎記念室では、時計王服部金太郎の孫、服部一郎が収集した作品を順次公開しております。この度は、その中から形態に注目した展覧会を開催いたします。
うねるように歪んだ建物、ボールのような丸い花、角ばった果物。絵画を前にして、これは自分がよく見るものとはかたちが違う、と思った経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。絵画にとって非常に重要な要素である「かたち」は、時に私たちの目に映るものとは違った姿で画面の中に現れます。
20世紀以降、絵画において現実の対象を正確に写し取ることはそれほど重視されなくなります。画家たちは目の前にあるものを分析し、要素ごとに解体したものを画面の上で再度組み立てて表すようになりました。それはやがて幾何学形態のみで構成された作品や、かたちそのものを見極めることも難しい抽象絵画へと進んでいきます。
本展覧会ではまた、2020年5月に惜しまれつつ亡くなった現代美術家クリストの作品を特集展示いたします。本展示が作品により深く親しみ、楽しんでいただくための契機となれば幸いです。
主な出品作品
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《洗濯女》 1910年
ラウル・デュフィ 《船》 1925年
ジョルジュ・ルオー 《飾りの花》 1950年
クリスト 《包まれたライヒスターク ベルリンのプロジェクト》1987年
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