「宇佐美圭司 よみがえる画家 展」東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
- 2021/7/17
- 東京
- よみがえる画家, 宇佐美圭司, 教養学部 駒場博物館, 東京大学大学院総合文化研究科
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名称:「宇佐美圭司 よみがえる画家 展」東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
会期:2021年4月28日(水)~8月29日(日)
※展覧会会期を8月29日まで延長します。
※一般公開に先立ち、東京大学の学生と教職員のみ鑑賞できる学内公開期間が、4月13日(火)~6月30日(水)(※平日のみ開館)に設けられます。
開館時間:10:00-18:00 (入館は17:30まで)
休館日:毎週火曜日
*学内公開期間は火曜日開館、土日休館となります。
入場料:無料
(駒場博物館ウェブサイトでのオンライン日時指定予約が必要です。)
主催: 東京大学
協力:ソーラボジャパン株式会社、東大駒場友の会
学内関係者
企画:三浦篤(本学 大学院総合文化研究科 教授、駒場博物館館長)、加治屋健司(本学 大学院総合文化研究科 教授)、折茂克哉(本学 大学院総合文化研究科 助教)
協力:久我隆弘(本学 大学院総合文化研究科 教授)、竹内誠(本学 大学院総合文化研究科 助教)
住所:〒153-8902東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139
URL:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
東京大学は、駒場博物館で「宇佐美圭司 よみがえる画家」展を開催いたします。
本展覧会は、小規模ながら、画家・宇佐美圭司氏(1940–2012)の長年の活動全体を振り返る試みです。初期の抽象絵画から晩年の「大洪水」の絵画まで、宇佐美氏の主な時代の絵画を概観し、手がけることが少なかった彫刻作品も展示します。東京大学で失われた絵画《きずな》(1977年)を再現画像で展示し、レーザー光線を用いた《Laser: Beam: Joint》(1968年)を再制作します。
本展覧会では、駒場博物館が所蔵するマルセル・デュシャンの《花嫁は彼女の独身者たちによって裸にされて、さえも》(《大ガラス》東京ヴァージョン)(1980年)も展示されます。《きずな》と《Laser: Beam: Joint》を、《大ガラス》東京ヴァージョンとともに展示することで、近年重要な論点となっている現代美術の再制作の問題を考察することも、本展覧会のテーマのひとつです。
東京大学中央食堂には、1977年から宇佐美氏の絵画《きずな》が掛けられていましたが、2017年の改修工事における不用意な廃棄処分により失われてしまいました。本展覧会は、取り返しのつかない結果をもたらしたことの反省にたち、宇佐美氏の長年の活動を振り返り、その作品が提起した問題を学んで、芸術とともにあることの大切さを考える機会にできればと考えています。
駒場博物館は、2019年12月から休館し、空調設備等の改修、正面入口の改装等を行ってまいりました。本展覧会は、リニューアル後初めての展覧会になります。
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