市制施行80周年・開館50周年企画「三島のはじまり 旧石器~古墳時代」三島市郷土資料館

市制施行80周年・開館50周年企画「三島のはじまり 旧石器~古墳時代」三島市郷土資料館

名称:市制施行80周年・開館50周年企画「三島のはじまり 旧石器~古墳時代」三島市郷土資料館
会期:令和3年7月22日(木祝)~12月19日(日)
開館時間:9:00~17:00(11月以降は16:30迄) (楽寿園入園は閉園30分前までとなります。)
入館料:無料(ただし、楽寿園入園料が300円別途かかります。15歳未満は無料、学生は学生証提示にて無料)
住所:〒411-0036静岡県三島市一番町19-3
TEL:055-971-8228
URL:三島市郷土資料館

市制施行80周年・開館50周年企画「三島のはじまり 旧石器~古墳時代」三島市郷土資料館
市制施行80周年・開館50周年企画「三島のはじまり 旧石器~古墳時代」三島市郷土資料館

市制施行80周年・開館50周年企画「三島のはじまり 旧石器~古墳時代」
 三島市域で人々の営みが確認される最初は、今から約3万4000年前の旧石器時代にまでさかのぼります。それは箱根山の西麓から始まりました。
 当時は氷河期にあたり、人々は石材から道具を作り出し、食料を求めて移動する生活を送っていました。そののち気候が温暖化すると、植物性食料の安定的な確保が可能となり、山西麓の河川または谷沿いの丘陵部に住居を構え、定住生活を営むようになります。温暖化のピークが去り、大陸から稲作文化が伝わると、彼らは生活の拠点を三島扇状地・田方平野の川沿いへと移していきました。拠点集落・小集落が形成され、それをまとめる首長層が登場し、古墳時代初頭には畿内で勢力を増すヤマト王権の影響が及んで田方平野に前方後円墳(向山16号墳)が築造されました。
 本企画展は、旧石器時代から古墳時代中期までの三島市域での人々の営みを考古資料によって紹介するもので、当市市制施行80周年・郷土資料館開館50周年を記念して開催します。本展を通じて、皆様の暮らす市域のはるか昔の景観に思いをはせていただき、郷土への関心を深めていただければ幸いです。

企画展「三島のはじまり 旧石器~古墳時代」関連講演会

企画展「三島のはじまり 旧石器~古墳時代」に関連して、三島市内の発掘成果をもとに古代の三島・伊豆地域の様子を探る講演会を開催します。(要申込、各回の概要・定員等は下記を参照) ※9月18日(土)は定員に達しました※
1、「弥生時代の三島市内の様子」
内容:遺跡の発掘調査製菓をもとに弥生時代当時の三島市内の様子についてお話します。
講師:岩本 貴 氏(伊豆の国市文化財課)
日時:9月18日(土) 14:00~16:00(開場13:30~)
定員:43名※すでにお申込みが定員に達しています。
開場:三島市民文化会館ゆうゆうホール 3階大会議室
申込:事前申込制。7月27日より受付開始、先着順

2、「前方後円墳と古代伊豆の原像(仮)」
内容:向山16号墳の調査成果などをもとに古墳時代における伊豆の独自性と重要性を考えます。
講師:滝沢 誠 氏(筑波大学人文社会系)
日時:11月28日(日) 14:00~16:00(開場13:30~)
定員:70名
開場:三島市民生涯学習センター 3階講義室
申込:事前申込制。7月27日より受付開始、先着順

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 企画展「石のワンダー」愛媛県総合科学博物館
  2. 特別陳列「洞窟から探る人類史 東南アジアの洞窟遺跡」奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
  3. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
ページ上部へ戻る