「長崎と独立美術協会の画家たち」長崎県美術館

画像|吉岡憲《大波止》1951年 油彩・カンヴァス

名称:「長崎と独立美術協会の画家たち」長崎県美術館
会期:2021年8月6日(金)~11月7日(日)
会場:常設展示室2室
主催:長崎県美術館
住所:〒850-0862長崎県長崎市出島町2-1
TEL:095-833-2110
URL:長崎県美術館

独立美術協会は、1930年秋、小島善太郎、里見勝蔵、児島善三郎ら14名の画家によって組織された美術団体です。「独立」の文字が示す通り、当時の既成団体から離れ「新時代の美術」の確立を目指して結成された同会は、約90年を経た現在もなお、国内有数の美術団体として「独立展」開催など精力的に活動を行っています。
 独立展への出品をつづけ、同会会友であった池野清の回顧展に合わせて開催する本展では、当館コレクションの中から、独立美術協会の画家たちによる作品を厳選して展示します。池野清と同世代で、昭和初期の独立展に長崎から出品をつづけていた山崎正明や、戦後まもない時期から頻繁に長崎を訪れ、展覧会を開催した野口彌太郎とその周辺の画家たちなど、昭和時代の長崎における美術の展開には、独立美術協会の画家たちが深く結びついていました。本展では、約15点の作品を通して、そのかかわりに迫ります。

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