「塩月桃甫展」みぞえ画廊東京店

塩月桃甫 1886-1954年 (しおつき とうほ)

名称:「塩月桃甫展」みぞえ画廊東京店
会期:2021年 9月18日(土)~ 10月3日(日)
開館時間:10:00~18:00 会期中無休
会場:みぞえ画廊東京店
住所:〒145-0071 大田区田園調布3-19-16
TEL:03-3722-6570
URL:みぞえ画廊東京店

脚本・監督 小松孝英、語り 山本陽子(女優)、美術監修 阿部和宣、構成 柴田七美、ほか

塩月桃甫は、戦前の日本統治時代の台湾に初めて西洋美術を普及させ、台湾美術展覧会を創設し台湾美術界に大きな影響を与えた日本人画家だ。大正10年、塩月桃甫は日本政府側の教育者として台湾に渡り、台湾原住民族やその文化に魅せられていくが、日本は同化政策さらには戦争へと突き進んでいく・・・ 激動する時代と矛盾していく自身の環境の中、塩月桃甫はどのような事を思いどのように表現していったのか。
本展では塩月桃甫と、同時代に生き関わりのあった画家たちの作品を展示いたします。画家が駆け抜けた時代背景を想像しながら、ぜひご覧ください。

塩月桃甫 1886-1954年 (しおつき とうほ)
塩月桃甫 1886-1954年 (しおつき とうほ)

宮崎県西都市に生まれる。本名は永野善吉。宮崎師範学校卒業後、塩月家の婿養子となり東京美術学校図画師範科に入学。卒業後に9年間教職に就いたのち大正10年35歳で台湾に渡る。以来終戦まで約25年間台湾美術界の重鎮・教育者として台湾美術展覧会を創設するなど振興と近代化に貢献した。

塩月桃甫「油津」
塩月桃甫「油津」
塩月桃甫「 ロボ(泰雅族口琴) 」油彩
塩月桃甫「 ロボ(泰雅族口琴) 」油彩

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