名称:「オホーツク文化―あなたの知らない古代―」横浜ユーラシア文化館
会期:2021年10月16日(土)~12月26日(日)
開館時間:9:30~17:00(券売は16:30まで)
休館日:毎週月曜日
主催:東京大学大学院人文社会系研究科・同附属北海文化研究常呂実習施設、横浜ユーラシア文化館
共催:横浜市教育委員会
協力:大阪府立近つ飛鳥博物館
後援:朝日新聞横浜総局・神奈川新聞社、東京新聞横浜支局、毎日新聞横浜支局、読売新聞横浜支局、NHK横浜放送局、TVK
観覧料:一般500円、小・中学生250円、横浜市内在住65歳以上250円
会場:横浜ユーラシア文化館3階企画展示室、2階常設展示室一部
住所:〒231-0021神奈川県横浜市中区日本大通12
TEL:045-663-2424
URL:横浜ユーラシア文化館
特別展「オホーツク文化―あなたの知らない古代―」では、古代の北海道に発達した独特の文化であるオホーツク文化を取り上げます。
オホーツク文化とは、サハリン南部から北海道の東北部、千島列島にかけて、5世紀から9世紀頃に広がった古代文化です。本州でいえばほぼ古墳時代から古代にかけての時期に相当し、北方からやって来た大陸系の文化だと考えられています。アザラシなどの海獣狩猟と漁撈を生活の基盤としており、竪穴住居の奥にクマの頭を積み上げた祭壇を築くなど、独特の儀礼を行っていたことが分かっています。
東京大学大学院人文社会系研究科は、北海道北見市(旧常呂町)に設置した北海文化研究常呂実習施設を中心に、オホーツク文化の遺跡を多数発掘調査してきました。本展示では、本州では初公開となる資料を含む最新の研究成果に基づいて、本州の古代文化とは大きく異なる、オホーツク文化の姿を描き出します。
【展示構成】
第1章 オホーツクの暮らし
第II章 オホーツク文化の変遷と広がり
第III章 まつりといのり
第IV章 他地域との交流
第V章 東京大学と北海文化研究
【関連展示】
「サハリン・千島出土のオホーツク文化資料」 会場:2階常設展示室(一部)
戦前にサハリン・千島で収集されたオホーツク文化の資料を展示します。
【関連企画】
写真展「『東のモヨロ』―戦後まもなくのモヨロ貝塚発掘調査」原資料所蔵:東京大学大学院人文社会系研究科附属北海文化研究常呂実習施設
会場:当館1階ギャラリー ※11/5(金)~11/24(水)は休止。
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