名称:特別展「斎藤弥九郎が駆け抜けた時代 1798~1871」―氷見から見る 江戸から知る―」氷見市立博物館
会期:令和3年10月15日(金)から11月7日(日)まで
休館日 10月18日(月)・10月25日(月)・11月1日(月)
11月3日(水)文化の日は臨時開館
時間:午前9時から午後5時まで
観覧料:無料。ただし、解説図録を実費販売します。
住所:〒935-0016富山県氷見市本町4-9
TEL:0766-74-8231
URL:氷見市立博物館
幕末の三剣豪の一人として知られる斎藤弥九郎は、越中国射水郡仏生寺村(現在の氷見市仏生寺)に寛政10年(1798年)に生まれ、15歳に江戸へ出るまで過ごしました。そして、明治4年10月24日(1871年12月5日)に73年の生涯を閉じました。
令和3年(2021)は没後150年の記念の年にあたり、改めて弥九郎が生きた江戸後期から幕末期そして明治維新期という時代を見つめます。
剣豪のイメージで語られることが多い弥九郎ですが、剣術者の域に留まることなく、若き時代にともに剣術道場で汗を流した、韮山代官江川太郎左衛門英龍の右腕として活動する中で、幕末期の歴史事件として取り上げられることが多い「蛮社の獄」「徳丸原での洋式砲術訓練」にも関わり、また「大塩平八郎の乱」、「ペリー来航」時も江川とともに活動していることが知られています。また維新後に明治新政府に入り鉱山や造幣に重要な役割を果しました。
一方、幕末に向かうこの時期は、氷見の地においても、文化文政期の干ばつや、天保の飢饉など気候の変動や、度重なる氷見町での大火、加えて外国船の侵入に備えた台場築造の検討など、人々の生活が大きく揺らぎ、影響を受けました。
斎藤弥九郎が駆け抜けた時代を、氷見から、そして江戸からの視点で改めて紹介します。
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