特別展「岸駒と岸派の絵画―岸駒の後援者 木津家伝来の文物を中心に」富山市佐藤記念美術館・郷土博物館

特別展「岸駒と岸派の絵画―岸駒の後援者 木津家伝来の文物を中心に」富山市佐藤記念美術館・郷土博物館

名称:特別展「岸駒と岸派の絵画―岸駒の後援者 木津家伝来の文物を中心に」富山市佐藤記念美術館・郷土博物館
会期:2021年10月2日(土曜日)~2021年11月7日(日曜日) 9時0分~17時0分
開館時間:午前9時~午後5時(入館受付午後4時30分まで)
観覧料:大人 400円 高校生以下無料
場所:富山市佐藤記念美術館
住所:〒930-0081富山県富山市本丸1-33
TEL:076-432-9031
URL:富山市佐藤記念美術館・郷土博物館

特別展「岸駒と岸派の絵画―岸駒の後援者 木津家伝来の文物を中心に」富山市佐藤記念美術館・郷土博物館
特別展「岸駒と岸派の絵画―岸駒の後援者 木津家伝来の文物を中心に」富山市佐藤記念美術館・郷土博物館

 岸駒は、円山応挙や呉春など多くの画家に伍して、江戸時代後期の京都画壇で大活躍し、「岸派」を興した富山ゆかりの画人です。中国画に範を求め、精緻な描写を旨とした作品から出発したようですが、やがて諸派を折衷した個性的な画風を確立、禁裏の御用もつとめるなど、京の有力画人となり、長寿を保ち、晩年まで積極的に作画しました。その後援者の一人に、越前粟田部(福井県越前市)の木津成助(1783 ~1853)がいます。木津家は、酒造を中心に、生糸・油・金物などを扱った地元の素封家でしたが、木津家10代の成助は、書画を好み、岸駒を師として絵を学びました。京都の清水寺には、岸駒と成助合作の石燈籠が現存しており、二人の浅からぬ師弟関係を物語っています。また、木津家には、岸駒の手に成る虎や孔雀など大幅の絵画をはじめとして、岸駒所用という文房具や岸派の印譜なども所蔵され、さらには「岸駒は木津家に逗留し、成助とともに酒を楽しんだ」という伝承もあるなど、成助は岸駒に深く肩入れをしていたようです。
 本展では、岸駒の絵画やゆかりの文房具、成助の書画など木津家に伝来する岸派ゆかりの文物を一堂に紹介し、あわせて館蔵品を中心に岸駒の絵画を展示します。後援者であった木津家伝来の作品を通じて、岸駒が描く絵の魅力にふれていただければ幸いです。

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