名称:3331 ART FAIR 2021 特別企画|NFTとアートのこれから「符号理論/Coding Theory」アーツ千代田 3331
会期:2021年10月29日(金)~31日(日)
備考:3331 ART FAIR 2021会期に合わせた特別企画(10/28はご招待者のみのプレビュー)
時間:12:00-20:00
備考:最終日は18:30まで/最終入場は閉場30分前まで/10月31日(日)13:30-15:00はトークイベント開催のため一時的に閉廊となります(10/22記)
料金:3331 ART FAIR 2021入場チケットが必要です
会場:1F 3331 Gallery
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
URL:アーツ千代田3331
アーティスト:藤幡正樹、藤本由紀夫、中ザワヒデキ、中村政人
3331 ART FAIR 2021では、メディアアートの黎明期からアナログ・デジタル双方の表現を行き来し、国際的にも時代を牽引してきた藤幡正樹、藤本由紀夫、中ザワヒデキ、中村政人の4名のアーティストによる初のNFTを用いたアートの販売と、特別企画展を開催いたします。
ブロックチェーン上で発行される偽造不可能な証明書 NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)というシステム(技術)の登場は、デジタルデータという複製可能な著作物に唯一無二の価値を持たせることを可能にしました。同時にこれまでのアート作品の著作や価値、所有についての問題意識を浮かび上がらせています。このことは、オリジナルや複製、手法、そして所有といった概念にも新たな価値観を提示できる機会となっており、今回出展の4名のアーティストのこれまでの制作が予見していた領域が現実に現れ始めていると言えるでしょう。本展はメディアと美術の関係性について、そしてNFTを現代美術の思考で捉え直すまたとない機会となります。
本企画のタイトルの『符号理論/Coding theory』は、情報を符号化することで情報通信、コミュニケーションの効率性や信頼性を高める理論の総称から取られています。
今回のNFTとアートによる実践は、物質とともに現れていた思考、つまり物質に宿されてきたアーティストの着想や精神性を、符号(コード:code)として記述するコーディング(Coding)が、単なるデジタルデータではなく、人間による意味づけそのもののあり方や行方を問うこととつながっていくこと、
そして、「見ること」、「見解」という意味を持つギリシャ語の「theoria」から生まれた言葉であるセオリー(theory)が、理論・仮説・確立を意味し、最善の方法・手段を示す言葉であり、この2つが組み合わされた語であることから今回の機会を表現するタイトルにしています。
今回はNFTとアートの仕組みを支えるブロックチェーンの権威、スタートバーン株式会社にも多大なご協力を頂き、多くの人々の「NFTとは?」に応える入門編として、展示を構成いたします。ぜひご来場ください。
※本展で展示する作品は全てご購入可能です。
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