名称:秋の常設展 期間限定公開コーナー「山梨の現代作家 辻村深月」山梨県立文学館
会期:2021年9月14日(火)~11月28日(日)
会場:山梨県立文学館 2F 展示室A
休館日:月曜日(9月20日は開館)
開館時間:9:00~17:00(入室は16:30まで)
主催: 山梨県立文学館
住所:〒400-0065山梨県甲府市貢川1-5-35
TEL:055-235-8080
URL:山梨県立文学館
常設展示室では、春夏秋冬年4回の展示替えとともに、選りすぐりの資料を期間限定で紹介するコーナーを設けています。
秋の常設展では、現代の文学界の第一線で活躍する笛吹市出身の小説家・辻村深月を紹介します。2004(平成16)年に第31回メフィスト賞を受賞したデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」浄書原稿ほか、第32回吉川英治文学新人賞受賞の『ツナグ』署名本、第147回直木賞受賞の『鍵のない夢を見る』単行本、第15回本屋大賞受賞の『かがみの孤城』署名本などを展示します。
辻村 深月(つじむら みづき)
1980(昭和55)年2月29日、山梨県笛吹市生まれ。山梨学院高等学校、千葉大学教育学部卒。高校時代から書き始めた「冷たい校舎の時は止まる」で、第31回メフィスト賞を受賞し、作家デビューする。 2011(平成23)年に『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞受賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞受賞、2018年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞受賞。他に、山梨を舞台にした『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』、映画化された『太陽の坐る場所』『朝が来る』など多数の著書がある。現在は、2020年コロナ禍の夏を舞台に青春を描く「この夏の星を見る」を東京新聞、山梨日日新聞等で連載中。
主な展示資料
・「冷たい校舎の時は止まる」浄書原稿(2017年の当館特設展「作家のデビュー展」のために執筆)
・限定愛蔵版『冷たい校舎の時は止まる』(2019年6月 講談社)
・『ロードムービー』初版署名本(2010年9月 講談社)
・『ツナグ』初版署名本(2010年10月 新潮社)
このほか、「飯田蛇笏・飯田龍太記念室」では、秋の俳句の書画を中心に展示します。
樋口一葉、芥川龍之介、太宰治など、山梨出身・ゆかりの作家コーナーの資料を一部入れ替えます。
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