名称:特別展「刀ー古刀から現代刀までー」丹波篠山市立歴史美術館
会期:令和3年10月12日(火)~12月5日(日)
入館料:大人500円 大学高校400円 中学小学300円
30名以上で団体割引あり
4館共通券 大人800円 大学高校500円 中学小学 350円
住所:〒669-2322兵庫県丹波篠山市呉服町53
TEL:079-552-0601
URL:丹波篠山市立歴史美術館
日本刀は平安時代中頃以降、武士の出現と徒歩戦から馬上戦へと戦闘様式が変化したことに伴い、それまでの大陸様式の直刀から反りのある湾刀へ移行したことで誕生しました。誕生から1000年もの間、日本刀は武器としてだけではなく、信仰の対象や権威の象徴、あるいは美術品や宝物、さらには武士や日本文化の精神性を宿すものとしての役目を担い、現代でも日本の歴史と文化を表す美術工芸品として継承されています。
近年、アニメやゲームをきっかけとした刀剣プームが全国的に起こり、日本刀の持つ美や語り継がれた歴史に多くの関心が寄せられています。また、海外でも刀身の美しさや刃文・地鉄に現れる芸術性、刀身彫などにより、美術品としての人気が非常に高く「KATANA」として知られています。本展では、丹波篠山ゆかりの刀を始め、一度はGHQに接収されながらも廃棄を免れた赤羽刀など館蔵品のなかから選りすぐった刀剣に加え、重要刀剣に指定された刀を合わせた 、25振り展示いたします。1000年の時を経ても変わらぬ美しさと時代の人々の求めに応じて変化し姿、刀に物語られた歴史をご堪能いただければ幸いです。
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