「ボテロ展 ふくよかな魔法」Bunkamura ザ・ミュージアム

「ボテロ展 ふくよかな魔法」Bunkamura ザ・ミュージアム

名称:「ボテロ展 ふくよかな魔法」Bunkamura ザ・ミュージアム
会期:2022年4月29日(金)〜7月3日(日)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
  毎週金・土曜日は21:00まで (入館は20:30まで)
  ※金・土の夜間開館につきましては、状況により変更になる場合がございます。
住所:〒150-8507東京都渋谷区道玄坂2-24-1
TEL:03-3477-9111
URL:Bunkamuraザ・ミュージアム

フェルナンド・ボテロ《赤の花》( 3 点組) 2006年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《赤の花》( 3 点組) 2006年 油彩/カンヴァス

南米コロンビア出身の美術家、フェルナンド・ボテロ(1932~)。
1950年代後半から欧米で高く評価され、今日では現代を代表する美術家のひとりに数えられています。ボテロに注目が集まったのは1963年、ニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》が展覧されたとき、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールにボテロの《12歳のモナ・リザ》(※本展には出展されません)が展示されことに始まります。
ボテロ作品を特徴づけているのは、あらゆるかたちがふくらんでいるということ。彼のモチーフは、人物も動物もふくよかで、果物は熟れきっているかのように膨らみ、楽器や日用品さえも膨張しています。
ボリュームを与えられた対象には、官能、ユーモアやアイロニーなど複雑な意味合いが含まれ、観る人のさまざまな感覚に力強く訴えかけます。それはボテロ独特の「魔法」ともいえるもので、世界中で注目され続ける理由がそこにあるのです。
南米だけではなくヨーロッパやアメリカ、アジアでも大規模展が開催され 、空前の大ヒットとなっているボテロ展ですが、日本国内では26年ぶりの開催となります。
2022年、生誕90年の記念すべき年にボテロ本人の監修のもと、初期から近年までの油彩ならびに水彩・素描作品など全70点で構成される本展は、ボテロとの新たな出会いを生む貴重な機会となります。

フェルナンド・ボテロ《オレンジ》 2008年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《オレンジ》 2008年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《踊る人たち》 2002年 パステル/紙
フェルナンド・ボテロ《踊る人たち》 2002年 パステル/紙
フェルナンド・ボテロ《楽器》 1998年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《楽器》 1998年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《コロンビアの聖母》 1992年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《コロンビアの聖母》 1992年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《バーレッスン中のバレリーナ》 2001年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《バーレッスン中のバレリーナ》 2001年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《象》 2007年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《象》 2007年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《泣く女》 1949年 水彩/紙
フェルナンド・ボテロ《泣く女》 1949年 水彩/紙
フェルナンド・ボテロ《ヴァリェカスの少年(ベラスケスにならって)》 1959年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《ヴァリェカスの少年(ベラスケスにならって)》 1959年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《守護天使》 2015年 油彩/カンヴァス
フェルナンド・ボテロ《守護天使》 2015年 油彩/カンヴァス

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