特別展「海を渡った版画家たち ~平塚運一と神原 浩~」神戸ゆかりの美術館

特別展「海を渡った版画家たち ~平塚運一と神原 浩~」神戸ゆかりの美術館

名称:特別展「海を渡った版画家たち ~平塚運一と神原 浩~」神戸ゆかりの美術館
期間:令和4年1月15日(土曜)~3月27日(日曜)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(3月21日は開館)、3月22日(火)
入館料:一般800円(600円)、大学生400円(300円)、高校生以下無料
  ※( )内は20名以上の団体割引料金 
主催:神戸ゆかりの美術館、神戸新聞社
特別協力:島根県立美術館、神戸市立博物館
住所:〒658-0032兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
TEL:078-858-1520
URL:神戸ゆかりの美術館

特別展「海を渡った版画家たち ~平塚運一と神原 浩~」神戸ゆかりの美術館
特別展「海を渡った版画家たち ~平塚運一と神原 浩~」神戸ゆかりの美術館

人生の一時期に海外と縁の深かった創作版画家の二人展です。島根県松江市出身の木版画家・平塚運一 (ひらつか うんいち・1895~1997)は、石井柏亭との出会いを機に木版画の道に進みました。
1935年に東京美術学校(現・東京藝術大学)で版画教室(臨時)が開講されると木版画を教え、創作版画の普及に尽力しました。
戦後、アメリカへ渡り、晩年の33年間を同地で家族と暮らし、旺盛な制作活動と教育普及を行いました。99歳で帰国し、102歳の天寿を全うしました。島根県立美術館のコレクションより92点の代表作を紹介します(作品はすべて通期展示)。
神戸市出身の神原 浩(かんばら ひろし・1892~1970)は、関西学院高等学部商科を経て、キューバ、フランスなど長期間海外で美術を学びました。帰国後、神戸女学院と母校で教鞭を執りました。川西 英らが活躍した神戸の創作版画グループ・三紅会 に1935年より参加しています。
建築物を題材に好んでエッチングにしました。初公開の油彩画(滞欧作)や、近年に遺族から神戸市に寄贈された版画を中心に約140点を紹介します。一部は、原版と版画作品を対照展示する予定で、版を見ることができる貴重な機会です。
平塚の力強い木版の線、ジンク版に刻まれた神原の緻密な表現世界を堪能してください。

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