冬の所蔵品展「特集:没後100年 橋口五葉④ たどり着いた境地―木版画の世界」鹿児島市立美術館

橋口五葉《神戸の宵月》

名称:冬の所蔵品展「特集:没後100年 橋口五葉④ たどり着いた境地―木版画の世界」鹿児島市立美術館
会期:令和3年12月21日(火曜日)~令和4年3月6日(日曜日)
会場:2階(常設展示室)
観覧料:一般300円、高大生200円、小中生150円
  年間パスポート:一般600円、高大生400円、小中生300円 
  ※購入日から1年間、所蔵品展・小企画展を何度でもご覧いただけます。
同時開催(観覧料共通)
  小企画展「ブロンズ彫刻の世界」
住所:〒892-0853鹿児島県鹿児島市城山町4-36
TEL:099-224-340
URL:鹿児島市立美術館

マリー・ローランサン《マンドリンのレッスン》

1914(大正3)年後期頃から、五葉はかねてより関心を持っていた浮世絵の研究に没頭します。やがて自らの下絵・監督に基づき、浮世絵の伝統技術を用いた私家版木版画を制作、浮世絵の様式美に西洋美術の感覚を取り入れ、新たな境地を拓きました。しかしながら1921(大正10)年、五葉は病により突然の死を迎えます。今回は生前に完成した珠玉の木版画を、その下絵や版木などの資料とあわせて展示します。39歳という若さで惜しくも亡くなった五葉の画業最後を飾る精華をご覧ください。所蔵品展では他に、鹿児島ゆかりの作家による絵画・彫刻・工芸や印象派以降の西洋美術、季節を感じさせる作品を展示します。

和田英作《富士(吉田より)》
和田英作《富士(吉田より)》
橋口五葉《髪梳ける女》
橋口五葉《髪梳ける女》
橋口五葉《神戸の宵月》
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橋口五葉《鴨》
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アンリ・マティス《ジャズより「ピエロの埋葬」》
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