名称:転写する グループ展「宇宙的袜子」元映画館
会期:2022.02.17 (Thu) – 02.22 (Wed)
開廊時間:11:00 – 19:00
入場料:無料
会場:元映画館
住所:〒116-0014 東京都荒川区東日暮里3-31-18 旭ビル 2F
URL:元映画館
本展示は井口美尚、熊文丁、さくらわだ、タツルハタヤマによる絵画、映像、インスタレ ーション作品のグループ展です。会期は 2022 年 2 月 17 日から 2 月 22 日まで東日暮里の元映画館で開催します。
赤瀬川源平の「宇宙の缶詰」という作品は、缶詰のラベルが缶の外側でなく内側に貼られ た作品です。その状態で缶のふたを閉じると内側と外側が入れ替わり、外部の空間すべてが 缶の内部に包まれることになります。内側と外側が逆になることで内側の核が外の世界に 転写され、位置や認識の変換が行われます。これに着想を得た 4 人の作家は、表現を生み出 すことは位置や認識の転換なのではないかと考えました。本展示は 4 人の作家が「表現=ひ っくり返す」と解釈し、作品の制作と展示を試みます。
井口美尚
東京都生まれ。東京造形大学在籍中。過去の摂食障害の経験から、風景と身体がひっくり 返る作品を制作している。
熊文丁
中国、湖南省生まれ。武蔵野美術大学油絵専攻在籍中。それぞれの空間を独立した絵であ ると考え、インターネット上の画像を元にキャンバスから自然発生的にできる景観を作り、 自身のエコスフィアを機能させることを試みる。
タツルハタヤマ
神奈川県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻在籍中。絵画を中心にパフォー マンス、映像、インスタレーションなど幅広い表現に挑戦している。「矛盾」というキーワ ードを手掛かりに人間として生きることとは何かを追求する。
さくらわだ
神奈川県生まれ。東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域在籍中。媒体に囚われずに 表現する手段を模索する。そしてそれを自分の中で循環させ、新しい表現を生み出す。例え ば何かひとつ絵を描く。そこから物語を作り、ショートフィルムを撮ってみる。それをモチ ーフにまた絵を描く。あたかも解脱を望まない輪廻転生のように。
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