
名称:「‐中国陶磁に魅せられて‐ 鈴木三成・瀬戸毅己 陶芸二人展」札幌三越
会期:2022年3月1日(火) ~ 2022年3月7日(月) ※最終日、午後4時終了
場所:札幌三越 本館9階 三越ギャラリー(Aギャラリー)
住所:〒060-0061 札幌市中央区南1条西3丁目-8
TEL: 011-271-3311(代表)
URL: 札幌三越

瀬戸毅己(せと たけし)
1958年 神奈川県小田原市に生まれ
1981年 東京造形大学彫刻科卒業
1982年 愛知県立窯業訓練校修業
1966年 天目の研究を始める
2007年 朝日新聞に曜変天目掲載
2020年 東洋陶磁美術館「天目展」に展示

鈴木三成(すずき さんせい)
1936年 千葉県市原市に生まれ
1955年 河村蜻山に師事
1961年 小田原市国府津に独立
1979年 日本工芸会正会員
1987年 第9回日本陶芸展文部大臣賞受賞
1989年 日本陶磁協会賞受賞
1992年 大英博物館「青瓷壷」収蔵
2000年 第40回伝統工芸新作展優秀賞受賞
世界に3碗しか存在しない国宝、曜変天目。これまでに幾多の陶芸家が憧れ挑んできた官窯青瓷の青い色をする曜変天目の輝きを見事に再現した二人の陶芸家による作品展を開催いたします。鈴木三成氏は、名工・河村蜻山に師事し、独立後は「橘窯」を開窯し、飴釉、刷毛目、御本、鉄絵、織部、黄瀬戸、青釉などあらゆるものを作り、最後のテーマである青瓷に到達しました。青瓷の奥深い青を求めて土と釉薬の研究を繰り返しながら更なる高みを目指しています。また瀬戸毅己氏は曜変天目の輝きに魅せられ、その美しさの再現を求めて研究、作陶を続けています。現在では曜変天目作家を代表するひとりにもなっています。本展は国宝の天目茶碗写しの領域を超えて、自身が追い求める瀬戸天目完成に向かう道程の作品を展示いたします。近年注目を浴びる中国陶磁に魅せられた二人の作家の妙技をご高覧ください。
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