名称:春季展「大正・昭和の絵画」中野美術館
会期:2022年3月12日(土)〜2022年5月29日(日)
前期:3月12日(土)~ 4月17日(日)
後期:4月23日(土)~ 5月29日(日)
会場:中野美術館
時間:10:00〜16:00 (最終入場時間 15:45)
休館日:月曜日 3月22日(火)
※ただし3月21日(月・祝) は開館
観覧料:一般 600円
シニア(65歳以上)大・高生 500円
中・小生 250円
住所:〒631-0033奈良県奈良市あやめ池南9-946-2
TEL:0742-48-1167
URL:中野美術館
大正から昭和に生み出された日本画・洋画・版画の特色ある作品を館蔵品約60点により紹介します。
洋画・版画
文芸誌『白樺』の刊行により、大正期には個性尊重の思潮が高まりました。大正3年に「二科会」が結成され山下新太郎、萬鉄五郎、小出楢重らが活躍し、大正4年には岸田劉生、中川一政らが「草土社」を結成。
また、院展洋画部では、村山槐多のような自我の激しい表現の大正期を象徴する作家も現れました。昭和5年に「独立美術協会」が創立。児島善三郎、須田国太郎、鳥海青児らが参加し、昭和期の洋画には「日本的」油彩画を目指す傾向が見られました。その中で、熊谷守一のように写実、表現主義、抽象表現へと自らの画風を確立しながら大正、昭和を通して活躍した作家もいました。また、版画では、戦時中に制作された恩地孝四郎の木版画や、長谷川潔、駒井哲郎の戦後を代表する銅版画作品を紹介いたします。
日本画
日本画では、再興日本美術院展(大正3年)に出品した冨田渓仙や、「国画創作協会」(大正7年)ゆかりの土田麦僊、村上華岳、入江波光らの大正から昭和前期の作品を中心に紹介します。
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