つくりかけラボ07「植本一子|あの日のことおぼえてる?」千葉市美術館

つくりかけラボ07「植本一子|あの日のことおぼえてる?」千葉市美術館

名称:つくりかけラボ07「植本一子|あの日のことおぼえてる?」千葉市美術館
会期:2022年4月13日[水] – 7月3日[日]
休館日・休室日:5月2日[月]、6月6日[月]
観覧料:無料
主催:千葉市美術館
会場:4階子どもアトリエ        
住所:〒260-0013千葉県千葉市中央区中央3-10-8
TEL:043-221-2311
URL:千葉市美術館

アーティストからのメッセージ
あの日のことおぼえてる? ときかれたら、あなたは何を思い出しますか?
私は時々、未来を怖く感じることがあります。何が起こるかわからず、今となりにいる人も、もしかしたらその時にはいないかもしれない。そう考えるだけで、明日が来ることが、未来があることが恐ろしく感じられるのです。
変わらないものは何もない。それが納得できたら、少しは楽になるのかもしれません。でも、ずいぶん大人になった今でも、不安が消えることはなく、隣にいる人の手をぎゅっとにぎりしめたくなります。
そんな時お守りになってくれるのが、私たちの持っている記憶だと思うのです。それは写真や文章というもので残すことができます。
生きている限り、私たちは前に進んでいる。心細くもあるけれど、明日はやってくる。
あなたにも心に残っている大切な瞬間があるのではないでしょうか? 思い出すことで背中を押されるような、気持ちが軽くなるような。今日は一緒に思い出してみませんか?
ぜひ、あなたの物語を教えてください。

植本一子(うえもと・いちこ)
1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で荒木経惟氏より優秀賞を受賞。写真家としてのキャリアをスタートさせる。2013年より下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げ、一般家庭の記念撮影をライフワークとしている。おもな展覧会に2019年「アカルイ カテイ」(広島市現代美術館)、2021年「『わたしたちのかたち』出版記念写真展」(ON READINGほか)など。おもな著書に『かなわない』(2016年、タバブックス)、『家族最後の日』(2017年、太田出版)、『フェルメール』(2018年、ナナロク社+ブルーシープ)など。おもな写真集に『うれしい生活』(2019年、河出書房新社)などがある。
http://ichikouemoto.com/

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