収蔵作品展Ⅲ「堀内唯生 新収蔵作品展」市立岡谷美術考古館

収蔵作品展Ⅲ「堀内唯生 新収蔵作品展」市立岡谷美術考古館

名称:収蔵作品展Ⅲ「堀内唯生 新収蔵作品展」市立岡谷美術考古館
会期:2022年3月17日(木)〜5月22日(日)
開催時間:10:00~18:00
休館日:水曜日、祝日の翌日 ※5/6は開館します
会場:市立岡谷美術考古館
住所:〒394-0027 長野県岡谷市中央町1-9-8
TEL:0266-22-5854
URL:市立岡谷美術考古館

この度、市立岡谷美術考古館では収蔵作品展Ⅲ「堀内唯生 新収蔵作品展」を開催します。
堀内唯生(本名 忠雄)は1900年諏訪郡玉川村(現茅野市)に生まれ玉川尋常小学校で中川紀元に図工を習いました。1925年に上京し、中川一政に弟子入りし雅号を唯生とします。翌年第4回春陽会展に初入選し、以降終戦間際までほぼ毎年入選します。1945年、東京大空襲により戦前の絵を焼失、堀内は故郷へ疎開します。それ以降、農業のかたわら絵を描き続けました。
「一生に一枚でよいから自分が本当に良いと思う画を描きたい」と生涯絵を売らず、郷里に留まり真摯に絵を描き続けた堀内。それは画商や画壇に迎合しない堀内の自由な絵を生み出しました。戦前は写実的な絵を描いた堀内ですが、戦後はたくみ沢や花、海を作品の主なモチーフに自身の心象を投影したかのような大胆なタッチでやや抽象的な作品を描いています。
当館では昨年度、ご遺族から新たに22展の作品をご寄贈いただきました。本展では当館の収蔵作品7点と併せてご紹介しいたします。一途に絵と向き合い続けた堀内の作品を、ごゆっくりお楽しみください。

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