名称:玉本奈々「歳の輪」Note Gallery
会期:2022年05月08日 – 2022年05月29日
会場:Note Gallery
時間:12:00 PM – 5:00 PM
住所:〒573-0057 大阪府枚方市堤町8-15
TEL:072-396-0708
URL:Note Gallery
玉本奈々は、富山県生まれ。繊維造形物によるレリーフ状絵画と立体、インスタレーションで知られる気鋭の日本の女性現代美術作家。
布を縫い合わせ収縮、亀裂を起こした独自の技法、また古木の樹皮か珊瑚のような質感のオブジェと化した布の塊、樹脂による凸状波紋など、豊穣な物質的マチエールが特徴。その稀に見る、マチエールを際立たせる飛沫状の色彩表現やマチエールは、国内外で高い評価を得ている。また独特の世界観による詩や執筆、ワークショップなどにも注目を浴びている。2020年には、絵画におけるポートレートとして、コラージュされたドローイングが発表され、新たなシリーズとして確立された。
日本での多数の受賞の他、フランスでの公募「Grand Concours International」では、2003年にはフランス共和国名誉賞、2004年にはフランス共和国新人賞、2005、2006年にはそのコンクールの最高峰であるフランス共和国栄誉賞を受賞。また、2002~2003年・2005年・2007~2008年の功績として「La Toile d’Or」賞が、3度に渡り授与されている。2019年には東久邇宮記念賞、東久邇宮文化褒賞を受賞。世界遺産の五箇山、菅沼合掌造り集落の国史跡指定50周年、ならびに世界遺産登録25周年の2020年に画が収蔵、永久設置され、感謝状が授与された。2021年には東久邇宮平和賞を受賞。記念賞、文化褒賞ならびに平和賞3部門のトリプル賞受賞となった。川端康成氏没後50年の2022年に、茨木市立川端康成文学館企画「玉本奈々 在る-数秘」が開催され、AlphabetシリーズならびにNumberシリーズ計7点が収蔵された。国内外の美術館他個展や著書、国際オークションなど、幅広く活躍し続けている。
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