桝本佳子 個展「OVERGROWN」CANDYBAR Gallery

桝本佳子 個展「OVERGROWN」CANDYBAR Gallery

名称:桝本佳子 個展「OVERGROWN」CANDYBAR Gallery
会期:2022年6月3日金)~2022年7月3日(日)
開館時間 9時~17時 (最終入館 16時30分)
休館日:毎週月曜日(祝日は開館)
会場:CANDYBAR Gallery
住所:〒605-0086 京都府京都市東山区弁財天町19 Ygion 2F
TEL:075-531-0617
URL:CANDYBAR Gallery

CADYBAR Galleryでは初めてとなる、桝本佳子の個展を行います。
桝本は「器であって器でないもの」をテーマとし、伝統的な陶芸の技法を応用し皿や壺に描かれた植物や動物が器の形の枠を超えて飛び出した作品をつくっています。器や壺は本来、料理を盛り付けたり、花を生けたりする用途としてつくられていますが、桝本のつくる作品は「用途を持たない、飾られるためだけに作られた器」として存在しています。飾られる為だけなら器型である必要はないはずですが「フレームが絵画であるためのひとつの装置になり得るように、器形は工芸であるための装置といえるのではないでしょうか。」と桝本は考えます。
本展覧会では、朝顔やアイスクリーム、ヒマワリなど、夏をイメージさせるモチーフが並びます。桝本の創り出す魅力的なユーモア溢れる作品世界をどうぞお楽しみください。
「OVERGROWN」
夏になると、木やフェンス、電柱などを覆い尽くすばかりに成長した蔓草。元の何かを違うものに作り替えてしまうような勢い、生命力に圧倒されます。
OVERGROWNという単語には、草木が育ちすぎ、不恰好というニュアンスも含まれています。朝顔がフェンスを覆い尽くすさまと、作品全体に通ずるモチーフが装飾の枠を超えて大きくなり、不恰好なほどに器という形を壊すほどになっている両方の意味に繋がります。
桝本佳子

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