「室井玄聳書展―想いを紡ぐ・ことば―」和光ホール

禅語「仏仏不言(ぶつぶついわず)」(114.4×52.7cm)

名称:「室井玄聳書展―想いを紡ぐ・ことば―」和光ホール
会期:2022年7月21日(木) ~ 2022年7月31日(日)
開館時間:9:00~18:00 最終日は17:00まで
料金:無料
休館日:月曜日(祝日を除く)
会場:セイコーハウス銀座 6階 セイコーハウス銀座ホール
住所:〒104-8105 中央区銀座4丁目5-11
TEL:(03)3562-2111(代表)
URL:和光ホール

禅語「遠塵離垢(おんじんりく)」(各 115.4×56.5cm)
禅語「遠塵離垢(おんじんりく)」(各 115.4×56.5cm)
「ころりと寝ころべば青空」(42.5×53cm)
「ころりと寝ころべば青空」(42.5×53cm)

私たちの日常は、さまざまな言葉に彩られています。古(いにしえ)より日本では、言葉には特別な力が宿っていると考えられていました。
和歌においても「言霊(ことだま)」という思想が脈々と受け継がれ、後々の世にまで影響を与えてきました。言葉は、心に響き、人を動かす力を持っています。
言葉を文字に置き換え、様々な芸術表現を試みる書の世界。
その創作の原点である言葉の意味を深く思索し、その感動を自身の中で膨らませ「言葉の情景」を映し出すように文字に託していく書家・室井玄聳(げんしょう)さんによる初めての個展を開催いたします。
「言葉という素材を噛み砕いて自らのものとし、そこから個性豊かな書作品を表現したいと思っています。清新な香りと息づかい、響きを感じていただければ嬉しいです。」と語る室井さん。
今展では、漢字、詩文書による見応えある大作の屏風や額装作品を中心に、書の楽しさ、美しさを身近に感じていただける小作品等合わせて60余点が出品されます。
室井さんの豊かな感性から紡ぎ出される、時には力強く、そして時には繊細に、観る方の五感に強く訴えかけてくる現代の“ことば“の数々をぜひご高覧ください。

室井玄聳
1950年神奈川県川崎市に生まれる
1970年東地滄厓に師事
1972年駒澤大学卒業
1994年第30回創玄展 文部科学大臣奨励賞受賞
2006年可成屋・木耳社「書で楽しむ禅アート」出版
2012年フランス国立ギメ東洋美術館に作品収蔵
2014年第66回毎日書道展 文部科学大臣賞受賞
2015年可成屋「書画の娯しみ」現代アート書として連載
2015年日本郵便発行特殊切手「干支文字」揮毫
2017年NHKテレビ「クイズモンスター」に出演、揮毫
現在(一財)毎日書道会理事、(公社)全日本書道連盟常任理事、(公財)全国書美術振興会監事、
  (公社)創玄書道会会長、日本詩文書作家協会理事長、NHK文化センター講師

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