「近代工芸逸品展」西武池袋本店

河井 寛次郎「鉄釉筒描文扁壷」 サイズ:長径18.5×短径14.7×高さ21.2cm

名称:「近代工芸逸品展」西武池袋本店
会期:2022年7月20日(水)~26日(火)
会場:6階(中央B8)=西武アート・フォーラム
  ※最終日7月26日(火)は、当会場のみ午後4時にて閉場いたします。
住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1丁目28−1
TEL:03-3981-0111(代表)
URL:西武池袋本店

~ しつらえを楽しむ ~
日本の工芸は技術と感性の粋をつくし、長い歴史の中さまざまに雅なものを表現してきました。それらは現在も多くの人々にこよなく愛されております。
本展では、歴代の人間国宝をはじめ、二十世紀の巨匠を中心に、近・現代を代表する作家の逸品を一堂に集め展覧いたします。
◆出品予定作家(順不同・敬称略):
北大路 魯山人、富本 憲吉、加守田 章二、初代 宮川香山、初代 德田八十吉、河井 寛次郎、濱田 庄司、加藤 唐九郎、荒川 豊蔵、岡部 嶺男、十三代 今泉今右衛門、十四代 酒井田柿右衛門、田村 耕一、三浦 小平二、加藤 卓男、藤田 喬平 ほか
※出品作家および作品は、都合により変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

河井 寛次郎「鉄釉筒描文扁壷」 サイズ:長径18.5×短径14.7×高さ21.2cm
河井 寛次郎「鉄釉筒描文扁壷」 サイズ:長径18.5×短径14.7×高さ21.2cm

[河井 寛次郎 profile]
1890年(明治23) 島根県安来市に生まれる。
1920年(大正9) 清水六兵衛の持ち窯を譲り受け、住居を兼ねた窯と工房を設ける。この窯を鐘溪窯と名づける。
1921年(大正10) 第一回創作陶磁器展開催。
1925年(大正14) 柳、濱田とともに、民衆の手による工芸品を民衆的工芸と捉え、略して「民藝」という言葉を作る。
1930年(昭和5) 作陶十年を記念した回顧展開催。
1932年(昭和7) ロンドンで個展を開く。
1937年(昭和12) パリ万国博覧会に出品された「鉄辰砂草花図壷」がグランプリを受賞する。
1951年(昭和26) このころから木彫を始める。
1957年(昭和32) 「白磁草花絵扁壷」がミラノ・トリエンナーレ展でグランプリを受賞する。
1966年(昭和41) 死去。

14代 酒井田 柿右衛門「濁手三方割花文花瓶」 サイズ:径24.5×高さ28.8cm
14代 酒井田 柿右衛門「濁手三方割花文花瓶」 サイズ:径24.5×高さ28.8cm

[14代 酒井田 柿右衛門 profile]
1934年(昭和9) 8月26日佐賀県有田町に十三代酒井田柿右衛門の長男として生まれる。
1958年(昭和33) 3月多摩美術大学日本画科卒業。
1971年(昭和46) 9月日本工芸会正会員となる。
1982年(昭和57) 10月、14代柿右衛門を襲名。日本工芸会理事に就任。重要無形文化財保持団体(総合指定)代表に就任。
2001年(平成13) 3月佐賀県立有田窯業大学校長に就任。7月重要無形文化財保持者「色絵磁器」に認定される。
2005年(平成17) 旭日中綬章受章。
2007年(平成19) 西日本文化賞受賞。
2009年(平成21) 第五十六回日本伝統工芸展審査委員に就任。
2013年(平成25) 死去。

藤田 喬平「手吹飾筥 湖上の夢」 サイズ:径15.2×高さ16.3cm
藤田 喬平「手吹飾筥 湖上の夢」 サイズ:径15.2×高さ16.3cm

[藤田 喬平 profile]
1921年(大正10) 東京に生まれる。
1944年(昭和19) 東京美術学校工芸科卒業。
1973年(昭和48) 個展にて飾筥「菖蒲」を発表。
1976年(昭和51) 日本ガラス工芸協会会長に就任。
1977年(昭和52) ベネチアにて制作始める。
1986年(昭和61) 「日本現代工芸美術展」出品、文部大臣賞受賞。
1989年(平成元) 恩賜賞・日本芸術院賞受賞。日本芸術院会員となる。
1994年(平成6) 勲三等瑞宝章受章。現代工芸美術家協会顧問に就任。
1996年(平成8) 宮城県松島に藤田喬平美術館開館。「ベネチア・アペルト・ベートロ」展名誉招待品。
1997年(平成9) 紺綬褒章受章。文化功労者として顕彰を受ける。
2002年(平成14) 文化勲章受章。
2004年(平成16) 死去。

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