名称:第78回コレクション・テーマ展「夏の記憶展」高畠華宵大正ロマン館
会期:2022年6月4日(土)〜8月28日(日)
会場:高畠華宵大正ロマン館
入館料:一般500円
中高大学生・障害者手帳をお持ちの方・65歳以上400円
開館日:毎週土・日曜日(6月25日・26日は学会開催のため臨時休館)
開館時間:11:00〜17:00(入館締切は30分前)
住所:〒791-0222愛媛県東温市下林丙654-1
TEL:089-964-7077
URL:高畠華宵大正ロマン館
高畠華宵が描いた作品には、春夏秋冬、季節の風合いを感じさせるものが多くあります。今回は「夏」の風俗をテーマに展覧会を開催します。
私たち日本人にとって「夏の記憶」と言えば、何が思い浮かぶでしょうか?一人ひとりの出来事や思い出に加えて、事件、事故、社会状況、風俗、流行、そして災害や戦争。近代日本の歴史には、色々な「夏の記憶」が刻まれています。
今回の展示では、華宵作品(蛍狩り、梅雨、七夕、海水浴、避暑、夏祭り、夏休みなど、華宵が描いたたくさんの夏の風俗やファッション)に加え、当時の夏の出来事を雑誌に掲載された写真とともに振り返ります。
華宵自身にもまた、色々な「夏の記憶」があることでしょう。
夏の時期に華宵が実家宛てに送った書簡を紹介しながら、華宵の「夏の記憶」を辿りたいと思います。
さらに特別展示として、昭和17年に発行された《聖戦必勝態勢昂揚肉筆漫画》(個人蔵)全15枚を展示します。これは当時人気の漫画家・挿絵画家が描いた銃後の人々の様子です。私たち日本人が忘れてはならない「夏の記憶」の一つとして、戦前戦中の写真と共にご紹介します。
大正から昭和戦前の「夏の記憶」を振り返ることで、日々の生活に追われる2020年代を生きる私たちが、あの時代から何を受け継いでいるのか、何を残してきたのか、そんなことに思いを馳せて頂ければ幸いです。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。