企画展示「太宰治と生きる―津島美知子の決意と生涯」三鷹市美術ギャラリー

企画展示「太宰治と生きる―津島美知子の決意と生涯」三鷹市美術ギャラリー

名称:企画展示「太宰治と生きる―津島美知子の決意と生涯」三鷹市美術ギャラリー
会期:2022年7月29日(金)~2022年10月23日(日)
   注記:展覧会の開催状況については、ご来館前に美術館サイトやハローダイヤルで最新の情報をご確認ください。
開館時間: 10:00~18:00
会場:太宰治展示室 三鷹の此の小さい家(三鷹市美術ギャラリー)
観覧無料
休館日:8月 1日(月)、8日(月)、15日(月)、22日(月)~29日(月)
    9月 5日(月)、8日(木)、9日(金)、12日(月)、20日(火)、21日(水)、26日(月)
    10月 3日(月)、11日(火)~13日(木)、17日(月)
住所:〒181-0013東京都三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5F
TEL:0422-79-0033
URL:三鷹市美術ギャラリー

企画展示「太宰治と生きる―津島美知子の決意と生涯」三鷹市美術ギャラリー
企画展示「太宰治と生きる―津島美知子の決意と生涯」三鷹市美術ギャラリー

太宰治(1909-1948)が三鷹に移り住んだのは、昭和14(1939)年9月1日のこと。ここにたどり着くまでの間、生家からの義絶、腹膜炎の鎮痛剤・パビナールの過剰投与による中毒や芥川賞騒動など、混沌とした状態のなかで低迷していました。そんな太宰にとって大きな転機となったのが、美知子(1912-1997)との結婚でした。美知子と出会ってからの太宰は、公私ともに健康を取り戻しました。作品もユーモアと明るさにあふれた名作を書き連ねていきます。昭和16年に発表した自伝小説「東京八景」には、三鷹の自宅で妻に再起を誓う印象的な場面があり、太宰の家庭への決意が述べられています。
今年は太宰治の夫人 津島美知子の生誕110年です。本展では、太宰文学を後世に残すために尽力した美知子の作家の妻としての決意と生涯と、妻の一人語りや家族をモチーフにした太宰作品に加え、美知子が亡くなる直前まで推敲を重ねた『回想の太宰治』を紹介します。
太宰一家の営みを、「三鷹の此の小さい家」でご体感ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 津田友子 「記憶は動く」白白庵
  2. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  3. 《万葉》油彩、1991年
ページ上部へ戻る