「美術館コレクション 再発見!ジモトアート 人でつながる熊本の美術」熊本県立美術館

「美術館コレクション 再発見!ジモトアート 人でつながる熊本の美術」熊本県立美術館

名称:「美術館コレクション 再発見!ジモトアート 人でつながる熊本の美術」熊本県立美術館
会期:2022年7月15日(金曜日)~2022年10月2日(日曜日)
会場:本館第2展示室
休館日:月曜日休館 祝日の場合は開館し、翌平日休館
   ※ただし7月25日、8月15日は特別開館日として開館
観覧料:一般280円(200円)、大学生170円(130円)
  【別棟展示室との共通料金】
   一般430円(310円)、大学生260円(200円)
   ※( )内は団体20名以上の料金
   ※高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方無料
主催:熊本県立美術館
住所:〒860-0008熊本県熊本市中央区二の丸2
TEL:096-352-2111
URL:熊本県立美術館

《刀 銘 九州肥後同田貫藤原正国》桃山時代(16世紀) 当館所蔵 展示期間:8月30日~10月2日
《刀 銘 九州肥後同田貫藤原正国》桃山時代(16世紀) 当館所蔵 展示期間:8月30日~10月2日

  熊本県立美術館のコレクションのうち、熊本ゆかりの絵画、書跡、工芸作品等を取り上げ、近世から近現代に至る熊本の美術の魅力を紹介します。
 第1章では、加藤清正、細川忠利といった熊本を治めた殿様たちを軸に、近世熊本を彩った美術をご覧いただきます。清正が京都から招いたとされる狩野派の絵師の作品や、お抱えの刀工・同田貫派の刀剣、細川忠利の熊本移封に従い豊前から移り住んだ陶工により始められた焼物、細川家お抱えの矢野派の絵画などを展示します。 第2章では、熊本における近代日本画の流れを、画家のつながりをたどりながら紹介します。熊本近代日本画の礎を築いた杉谷雪樵、雪樵に師事しその路線を継承した近藤樵仙、細川家の御用絵師の流れをくむ高橋廣湖、大正から昭和初期にかけて日本画界の中核を担った堅山南風の作品などをご覧いただきます。
 第3章では、熊本の洋画の芽生えから発展までをたどります。熊本初の美術団体・熊本美術会を立ち上げた青木彜蔵や富田至誠、旧制御船中学で富田に学んだ浜田知明や井手宣通、浜田らの東京美術学校の同窓である牛島憲之や藤田嗣治らの作品を紹介します。

矢野吉重筆《細川忠利像》部分 寛永20年(1643) 永青文庫所蔵 展示期間:7月15日~8月28日
矢野吉重筆《細川忠利像》部分 寛永20年(1643) 永青文庫所蔵 展示期間:7月15日~8月28日
網田焼《白磁梅花香合》江戸時代後期(19世紀) 当館所蔵
網田焼《白磁梅花香合》江戸時代後期(19世紀) 当館所蔵
杉谷雪樵《四季花鳥図屏風》明治時代中期(19世紀) 永青文庫所蔵 当館寄託
杉谷雪樵《四季花鳥図屏風》明治時代中期(19世紀) 永青文庫所蔵 当館寄託
富田至誠《通潤橋》1928年 当館所蔵
富田至誠《通潤橋》1928年 当館所蔵

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