「煩悶と運命 ―朔太郎と熊本のゆかり―」くまもと文学・歴史館

「煩悶と運命 ―朔太郎と熊本のゆかり―」くまもと文学・歴史館

名称:「煩悶と運命 ―朔太郎と熊本のゆかり―」くまもと文学・歴史館
会期:2022年10月14日〜2022年12月5日
開館時間:9時30分 ~ 17時15分
休館日:毎週火曜、10月28日(金)、11月25日(金)
会場: くまもと文学・歴史館
入場料:無料
住所:〒862-8612熊本県熊本市中央区出水2-5-1
TEL:096-384-5000
URL:くまもと文学・歴史館

「煩悶と運命 ―朔太郎と熊本のゆかり―」くまもと文学・歴史館
「煩悶と運命 ―朔太郎と熊本のゆかり―」くまもと文学・歴史館

明治19年(1886年)11月。群馬県前橋の開業医 萩原密蔵(はぎわら みつぞう)夫妻に長男が誕生しました。朔日(ついたち)に生まれ「朔太郎(さくたろう)」と名付けられた男の子は、医業を継ぐべく期待をかけて育てられます。のちに日本文学史に名を残す詩人・萩原朔太郎です。
 前橋中学を卒業した朔太郎は第五高等学校に進学し、熊本へやってきました。在学当時の書簡からは、親もとをはなれ無邪気な青春を送る様子や、その裏で抱えていた「煩悶(はんもん)」、自分の「運命(うんめい)」への深い悩みをも見て取ることができます。
 本展では、熊本へ来た若き日の朔太郎と、当時の熊本に注目します。また、朔太郎がのちに詩人となって交流した、北原白秋、丸山薫、蔵原伸二郎ら熊本ゆかりの詩人たちについても紹介します。没後80年の節目を迎えたこの機会にたしかにあった朔太郎と熊本のゆかりをひもとく展示会です。

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