「コレクター福富太郎の眼 昭和の名実業家が愛した珠玉のコレクション」岩手県立美術館

「コレクター福富太郎の眼 昭和の名実業家が愛した珠玉のコレクション」岩手県立美術館

名称:「コレクター福富太郎の眼 昭和の名実業家が愛した珠玉のコレクション」岩手県立美術館
会期:2022年9月17日(土)ー11月6日(日)
開館時間:9:30ー18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(9月19日、10月10日は開館)、9月20日、10月11日
観覧料:[一般] 前売1,000円(当日1,200円)、
    [高校生・学生] 前売600円(当日700円)、
    [小学生・中学生] 前売400円(当日500円)
    *当日券は当館と一部指定プレイガイド(予定)で販売します。
    *当館で当日券をお買い求めの際、次の割引があります。
    ・20名以上の団体は前売料金と同額
    ・療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳をご提示の方、およびその付き添いの方1名は半額
    *岩手県子育て応援パスポートによる割引があります。
    *学生の方は学生証または生徒手帳をご提示ください。
   *企画展観覧券でコレクション展もご覧になれます(10月18日-10月21日は展示替えのためコレクション展はご覧いただけません)。
主催:岩手県立美術館、岩手日報社、福富太郎の眼展実行委員会、公益財団法人岩手県文化振興事業団
特別協賛:東北電力
特別協力:福富太郎コレクション資料室
監修:山下裕二(美術史家、明治学院大学教授)
企画協力:アートワン
後援:一般社団法人岩手県芸術文化協会、岩手県商工会議所連合会、岩手日日新聞社、盛岡タイムス社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、ラヂオ・もりおか、岩手ケーブルテレビジョン、情報紙ゆうゆう
住所:〒020-0866岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
TEL:019-658-1711
URL:岩手県立美術館

北野恒富 《道行》 1913年頃 福富太郎コレクション資料室蔵
北野恒富 《道行》 1913年頃 福富太郎コレクション資料室蔵

 昭和の「キャバレー王」として知られた福富太郎(ふくとみ・たろう/1931-2018)は、戦後の高度経済成長とともに全国にキャバレーを展開し、実業家として成功をおさめました。また、テレビやラジオ番組に出演し、その軽妙でユーモアあふれる語り口が人気を博し、キャバレー太郎の異名をとりました。
 その一方で彼は美術品蒐集にも熱中し、著名な作家に限らず未評価の画家であっても、自らの感性に合えば求め、他とは一線を画す「福富コレクション」を築いていきます。さらに彼は、資料や情報をもとに作品への理解を深め、著述や講演を通して、自らの蒐集品を広く紹介しました。
 本展では、蒐集のきっかけとなった日本画家の鏑木清方(かぶらき・きよかた)を代表とする美人画をはじめ、明治の洋画黎明期から戦争画にいたるまで、彼がこよなく愛した絵画80点余りをご覧いただきます。生前の福富と親交のあった美術史家・山下裕二氏の監修により、福富のコレクターとしての審美眼に焦点を当てながら、コレクションの全体像を明らかにしていく初の展覧会です。

岡田三郎助 《ダイヤモンドの女》 1908年 福富太郎コレクション資料室蔵
岡田三郎助 《ダイヤモンドの女》 1908年 福富太郎コレクション資料室蔵
上村松園 《よそほい》 1902年頃 福富太郎コレクション資料室蔵
上村松園 《よそほい》 1902年頃 福富太郎コレクション資料室蔵
川村清雄 《蛟龍天に昇る》 1891年頃 福富太郎コレクション資料室蔵
川村清雄 《蛟龍天に昇る》 1891年頃 福富太郎コレクション資料室蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. テーマ展示「きせかえ遊び ~小さなきものと女子の裁縫教育~」紅ミュージアム
  2. 河津晃平 「あなたの灰の中の骨へ 骨の中の灰へ」茨城県つくば美術館
  3. 豊臣秀次公430回忌 特集展示「豊臣秀次と瑞泉寺」京都国立博物館
ページ上部へ戻る