特別展「初代今村靜斎没後百年 篠山焼二代の物語」丹波篠山市立歴史美術館

特別展「初代今村靜斎没後百年 篠山焼二代の物語」丹波篠山市立歴史美術館

名称:特別展「初代今村靜斎没後百年 篠山焼二代の物語」丹波篠山市立歴史美術館
会期:2022年10月12日~2022年12月4日
入館時間:9時〜16時30分(最終日は16時)
休館日:月曜日(祝祭日はその翌日)
入場料:大人500大学・高校生400円 中学・小学生300円
  (30名様以上で団体割引あり)
住所:〒669-2322兵庫県丹波篠山市呉服町53
TEL:079-552-0601
URL:丹波篠山市立歴史美術館

特別展「初代今村靜斎没後百年 篠山焼二代の物語」丹波篠山市立歴史美術館
特別展「初代今村靜斎没後百年 篠山焼二代の物語」丹波篠山市立歴史美術館

今村静斎(本名静治)は、明治23(1890)年、篠山町(現・丹波山市)西町に生まれました。若き静斎は、平安鎌倉の昔から今に続く「丹波焼」のすばらしさに感動し、江戸時代の篠山藩主のお庭焼「王地山焼」が廃窯になったことを残念に思い、王地山焼の復興をめざして陶芸の道を志します。京都での修行の後、自宅の庭に窯を築き、「篠山焼」と名付けました。青磁や染付、三島手などの茶陶を多く制作し、中でも、象嵌の技法を取り入れた壺や鉢には優れたものがあります。しかし、大正11(1922)年、32歳で病没。その後、篠山焼が途絶えることを憂いた父源太郎は、66 歳ながら瀬戸で修行を重ねた後、自ら二代目静斎を名乗り、篠山焼を継承しましたが昭和10(1935)年に病没。篠山焼は、わずか20余年で途絶えてしまいました。本年は、初代今村静斎没後百年にあたります。篠山焼の優品の数々と自筆資料を通して、作品作りに心血を注いだ、子と父、二代の静斎の生涯を知っていただく機会といたします。
【主な出展品】初代今村静斎より父への手紙(窯設計図)、象嵌青海波鶴文瓶掛、青海波文角瓶
菊蟹絵茶碗絵、山水船遊図、染付山水文煎茶碗(高橋道八作)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「冬のけしき」夢二生家記念館・少年山荘
  2. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  3. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
ページ上部へ戻る