名称:企画展「橋場あや 地上5センチの歩行 展」萬鉄五郎記念美術館
会期:令和4年10月1日(土曜)から令和4年12月4日(日曜)まで
開催時間:午前8時30分 から 午後5時 まで
(入館は午後4時30分まで)
開催場所:萬鉄五郎記念美術館
休館日:毎週月曜、月曜が祝日の場合はその翌日休館
観覧料:一般600円、高校生・学生400円、小・中学生250円
住所:〒028-0114岩手県花巻市東和町土沢5区135
TEL:0198-42-4402
URL:萬鉄五郎記念美術館
1932(昭和7)年、岩手県雫石町に生まれた橋場あやは、岩手大学で美術を学び、卒業後は県内の中学校や高等学校で美術教師として勤務しながら、旺盛な制作活動を続けてきた。そこには子どもや家族をテーマに色彩豊かな独自世界が展開されている。さらに、彼女の周りにときおり現れる妖精たちは、グリーンチャイルドシリーズへと昇華されていた。
一時期、ボールペンを一日一本使い切るという苦行にも似たドローイングに没頭し、あるときは木彫に打ち込むといった多様な表現世界を繰り広げてきた。さらに近年は、ドローンイグやペインティングに糸や布を縫い込み、刺繍を施すといった感覚的な複合表現を試みている。また彼女は長年障がい者の美術教育に携わり、県内の草分けとして知られている。心身に困難を抱えつつも鋭敏な感性を持つ彼らの芸術的才能を見出し、その活動の場を広げてきた。
本展では、今年90歳となり益々意気盛んな橋場あやの最新作を中心に、表現者としてこれまでの歩みに加え、障がい者や創作仲間とのコラボレーション作品を紹介する。
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