「明治維新─それは日本に新しい変化をもたらした 東京・横浜焼」横山美術館
名称:「明治維新─それは日本に新しい変化をもたらした 東京・横浜焼」横山美術館
会期:2022年11月18日(金)~2023年2月12日(日)
後援:愛知県教育委員会・名古屋市教育委員会・名古屋市立小中学校PTA協議会
住所:〒4610004 愛知県名古屋市東区葵一丁目1番21号
TEL:052-931-0006
URL:横山美術館
横浜開港の後、東京や横浜に新興の窯業産地が誕生します。東京や横浜へ土を運び、輸出向けに生産する者も現れました。明治3年(1870)、高浮彫で知られる宮川香山が京都から横浜へ移り、翌年に開窯します。瀬戸の井上良齋も同8年(1875)、隅田川沿いに築窯してユニークな隅田焼をつくりました。また、東京の成瀬誠志や三彌舎、横浜の保土田商店や服部などが薩摩焼をつくり、活躍します。政府は明治5年(1872)、東京に博覧会事務局附属磁器製造所を設立し、他産地から素地を取り寄せて上絵付を行いました。これが東京錦窯で、河原徳立が引継ぎ瓢池園を設立、東京絵付の中心となります。井村彦次郎も同8年(1875)頃、横浜に上絵付工場を建てて横浜港から輸出したのが先駆けとなり、横浜でも貿易港の利点を活かして上絵付業が発展しました。
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