令和4年度企画展「生誕130年 詩人・尾崎喜八と杉並」杉並区立郷土博物館
名称:令和4年度企画展「生誕130年 詩人・尾崎喜八と杉並」杉並区立郷土博物館
会期:2022年12月17日(土)〜2023年2月19日(日)
開館時間:午前9時から午後5時まで
料金:100円 (中学生以下は無料、障害者手帳等を提示する方及びその付き添いの方は無料)
20名以上の団体 / 1名80円
休館日:毎週月曜日・毎月第3木曜日(休館日が祝日と重なった場合は開館、翌平日休館)、12月28日~1月4日
会場:杉並区立郷土博物館
住所:〒168-0061東京都杉並区大宮1-20-8
TEL:03-3317-0841
URL:杉並区立郷土博物館
詩人・尾崎喜八(1892-1974)は、白樺派から出発し、杉並で「自然と文学」の金字塔となる作品を多く遺しました。大正12年(1923)の関東大震災後に作家・水野葉舟(みずのようしゅう)の親友であった農業思想家・江渡狄嶺(えどてきれい)の導きで現在の高井戸東に新居を構えた尾崎は、翌春、水野の娘・實子(みつこ)と結婚してそこに暮らしました。のち、昭和19年(1944)まで、現在の南荻窪、善福寺と戦前の杉並に住み、野鳥研究家・中西悟堂(なかにしごどう)とは自然・野鳥を、詩人・片山敏彦(かたやまとしひこ)とは海外の新しい文学を探求して、『山の絵本』などの博物誌を書きました。また、ノーベル賞作家ロマン・ロランと交友してその文化使節を杉並に迎えるなど、世界文学とのつながりを持ちました。
本展では、寄贈を受けた資料の中から、尾崎がガラス乾板・写真に残した100年近く前の杉並の農村風景や生態系の様子とともに、深い交流のあった高村光太郎ら文学者とのかかわりなどを紹介します。
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