「没後30年 平野遼」大分市美術館

平野遼《男の貌》1982

名称:「没後30年 平野遼」大分市美術館
会期:令和4年9月22日(木曜日)~12月25日(日曜日)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:9月26日(月曜日)、10月11日(火曜日)、10月17日(月曜日)、
    10月24日(月曜日)、10月31日(月曜日)、11月14日(月曜日)、
    11月21日(月曜日)、11月28日(月曜日)、12月12日(月曜日)、12月19日(月曜日)
観覧料:一般310円(260円)、高大生210円(150円)中学生以下は市内市外を問わず無料
   ※()は20名以上の団体料金
   ※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。
   ※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。
   ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。
   ※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。
   ※第61回「福田平八郎展」第54回「朝倉文雄展」大分市小・中・特別支援学校図画・彫塑展、第71回高文連書道・写真中央展、第74回大分県立芸術緑丘高等学校美術製作展会期中はコレクション展も無料です。
会場:大分市美術館 常設展示室3
住所:〒870-0835大分県大分市大字上野865
TEL:097-554-5800
URL:大分市美術館

平野遼《夜の街》1959
平野遼《夜の街》1959

本展では、人間の内なる問題を描き続けた大分市佐賀関出身の洋画家・平野遼(1927-92)を特集します。平野は、生まれて間もなく佐賀関から八幡市(現・北九州市)に移り住み北九州市を代表する画家となりますが、平野の両親は大分県由布川村(現・由布市)の出身であり、大分に縁のある作家の一人です。
幼少の頃から独学で絵を学び、太平洋戦争中から戦後の混乱期に生活が困窮する中でも情熱を持ち、絵を描き続けます。上京し、松本竣介(1912-48)や靉光(1907-46)の作品に感銘を受け、新制作派展や自由美術家協会等の全国公募団体展に出品を続け、糸園和三郎(1911-2001)や評論家の瀧口修造(1903-79)らの知己を得て、画家への道を歩みます。
自己の葛藤や人間の普遍的な内面を具象と抽象の両方から探りながら、独自の表現で描き続けた、初期の作品、自画像シリーズ、抽象画、群衆、モロッコシリーズといった画業の全容を当館のコレクションで紹介します。

平野遼《祓い》1963
平野遼《祓い》1963
平野遼《陶酔の時》1979
平野遼《陶酔の時》1979
平野遼《男の貌》1982
平野遼《男の貌》1982

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