「ロートレックとベル・エポックの巴里-1900年」大分市美術館

「ロートレックとベル・エポックの巴里-1900年」大分市美術館

名称:「ロートレックとベル・エポックの巴里-1900年」大分市美術館
会期:2024年4月19日(金)〜2024年6月9日(日)
会場:大分市美術館
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:4月22日、30日、5月13日、20日、27日は休館
入場料:一般 1200円、大学生・高校生 900円、中学生以下 無料
住所:〒870-0835大分県大分市大字上野865
TEL:097-554-5800
URL:大分市美術館

「ロートレックとベル・エポックの巴里-1900年」大分市美術館
「ロートレックとベル・エポックの巴里-1900年」大分市美術館

「ベル・エポック(美しき時代、良き時代)」。それは19世紀末から20世紀の初頭、技術革新と経済発展を背景に、パリが世界有数の大都市として成長し、「花の都」「芸術の都」として輝かしく、華やかな魅力を放った時代です。世紀の節目1900年の万博開催で、祝祭感を極めたパリでは、地下鉄や動く歩道など電気の普及による近代化が進み、映画の上映、ダンスや音楽ホールの開設など、人々は娯楽と大衆文化に彩られたモダンライフを謳歌したのです。
この当時のパリの享楽的な雰囲気を象徴する芸術家のひとりが、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)です。貴族の名家に生まれながら、パリの盛り場モンマルトルに通いつめ、キャバレーやダンス・ホールに集う人々を鋭い観察眼と的確なデッサン力で描いたロートレックは、新しい表現技法の色鮮やかな多色刷石版画で、広告ポスターを芸術の域にまで高め、グラフィック・デザイナーの先駆者として活躍しました。
本展では、36歳の若さで人生の幕を下ろしたロートレックをはじめ、ドガやミュシャ、デュフィらの作品300余点を展示し、劇場や盛り場、女性の装い、人々の生活など、華やかなベル・エポックのパリの芸術を紹介します。

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