名称:「ポーラ美術館の名作絵画」ポーラ美術館
会期:2022年9月14日(水)~2023年1月15日(日)
会場:展示室2
住所:〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL:0460-84-2111
URL:ポーラ美術館
西洋近代絵画
印象派から20世紀前半のフランス絵画
ポーラ美術館の西洋絵画のコレクションには、19世紀後半から20世紀のフランスを中心とする西洋美術の歴史がたどれる主要な作家の重要な作品が数多く含まれています。
19世紀の印象派のモリゾ、ルノワール、モネらは、明るい色彩と素早い筆遣いによって光をとらえた絵画を描きました。新印象派のスーラは、光学や色彩学の理論を援用して明るい色彩による点描を用いた絵画を制作しています。明るい色彩と点描を引き継いだマティスやヴラマンクは、さらに大胆なタッチと色彩を用いて20世紀初頭にフォーヴィスム(野獣派)と呼ばれるようになります。その後、色彩ばかりでなくかたちをめぐるさまざまな探究が行われました。20世紀前半のドローネーやレジェはキュビスムの影響をとどめた作品を制作しています。また、ピカソとともにキュビスムを生み出し、静物を主題として触覚に基づくかたちと絵画空間の構築を探究したブラックの絵画をご覧いただきます。
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