「展覧会 岡本太郎」愛知県美術館

岡本太郎《露店》1937/49年 ソロモン・R・グッゲンハイム美術館蔵(ニューヨーク) ©岡本太郎記念現代芸術振興財団

名称:「展覧会 岡本太郎」愛知県美術館
会期:2023年1月14日(土)〜3月14日(火) 
会場:愛知県美術館
観覧料金:当日一般1,800円
休館日:1月16日、2月6日、2月20日、3月6日
住所:〒461-8525愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10F
TEL:052-971-5511
URL:愛知県美術館

岡本太郎《空間》1934/54年 川崎市岡本太郎美術館蔵
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《空間》1934/54年 川崎市岡本太郎美術館蔵 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団

1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)のテーマ館《太陽の塔》で知られ、今日でも幅広い世代の人々を魅了する芸術家・岡本太郎(1911-1996)。その芸術人生を振り返る、大回顧展を開催します。
1929年に渡仏した岡本太郎は、抽象表現に影響を受けながら画家としてのアイデンティティを確立していきます。帰国後、自らの芸術理念の核となる「対極主義」を提唱し、制作のみならず『今日の芸術』、『日本の伝統』などの著作において文化・芸術論を展開しました。《太陽の塔》を頂点とするパブリックな空間に展開される巨大な彫刻や壁画など、生活の中で生きる作品群は、「芸術は大衆のものである」という岡本太郎の信念そのものを象徴し、それ故に没後もなお、多くの人々を惹き付けています。
表現活動が多岐にわたることから「何が本職なのか?」と問われることも多かった太郎の答えは「人間―全存在として猛烈に生きる人間」でした。未知なるものへの不安・怖れに常に果敢に孤独に切り込んでいった彼の表現活動は、小さな枠にとらわれることなく世界に対して「己全体を賭ける」ことであり、人間としての根源的な営みの豊かさを人々に喚起する試みであったといえるでしょう。太郎の思想・生き様が込められた作品を体感することは、不安定な状況が続く現在の社会を力強く生き抜いていくためのヒントを見つける機会となるかもしれません。 代表作はもちろん、これまであまり注目されてこなかった晩年の作品なども紹介しながらその生涯をたどる本展にて、《太陽の塔》だけではない、岡本太郎の全貌をお楽しみください。

岡本太郎《傷ましき腕》1936/49年 川崎市岡本太郎美術館蔵
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《傷ましき腕》1936/49年 川崎市岡本太郎美術館蔵 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《夜》1947年 川崎市岡本太郎美術館蔵
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《夜》1947年 川崎市岡本太郎美術館蔵 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《森の掟》1950年 川崎市岡本太郎美術館蔵
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《森の掟》1950年 川崎市岡本太郎美術館蔵 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《燃える人》1955年 東京国立近代美術館蔵
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《燃える人》1955年 東京国立近代美術館蔵 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《縄文土器》1956年3月5日撮影(東京国立博物館)川崎市岡本太郎美術館蔵
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《縄文土器》1956年3月5日撮影(東京国立博物館)川崎市岡本太郎美術館蔵 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《愛撫》1964年 川崎市岡本太郎美術館蔵
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《愛撫》1964年 川崎市岡本太郎美術館蔵 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《犬の植木鉢》1955年 川崎市岡本太郎美術館蔵
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《犬の植木鉢》1955年 川崎市岡本太郎美術館蔵 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《光る彫刻》1967年 川崎市岡本太郎美術館蔵
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《光る彫刻》1967年 川崎市岡本太郎美術館蔵 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《雷人》1995年(未完) 岡本太郎記念館蔵
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《雷人》1995年(未完) 岡本太郎記念館蔵 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《露店》1937/49年 ソロモン・R・グッゲンハイム美術館蔵(ニューヨーク) ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎《露店》1937/49年 ソロモン・R・グッゲンハイム美術館蔵(ニューヨーク) ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎
©岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団

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