特別展「北宗「官」銘双鱼紋定窯盖盒」名古屋東洋官窯陶磁美術館

特別展「北宗「官」銘双鱼紋定窯盖盒」名古屋東洋官窯陶磁美術館

名称:特別展「北宗「官」銘双鱼紋定窯盖盒」名古屋東洋官窯陶磁美術館
会期:2023年1月4日(水)〜3月31日(金)
開館時間:9:00~17:00 (入館16:30まで)
料金:一般 2,000円(1,700円)、高校・大学生 1,000円(850円)、中学生以下無料
   ※()内は団体料金(20名以上)
   ※一階駐車場管理事務室にて観覧券をお買い求め下さい。
   ※各種障害者手帳をご提示の方とその同伴者1名は1700円。
   ※学生の方は窓口で学生証をご提示ください。
休館日:土曜日・日曜日・祝日(但し、貸切・事前予約・特別開館日は開館)
   ※特別開館日に関してはホームページ新着情報をご確認ください。
   ※ 休館日に入館をご希望する方は必ず事前(3日前)にお電話にてご予約いただきますようお願いいたします。
   ※ 特別貸切のご予約がない時に限り予約を受け付けております。
会場:名古屋東洋官窯陶磁美術館
住所:〒450-0002愛知県名古屋市中村区名駅三丁目26番21号 TOMIビル5階
TEL:052-541-2696
URL:名古屋東洋官窯陶磁美術館

【北宗「官」銘双鱼紋定窯盖盒(ほくそうかんめいそうぎょもんていようふたごう)】 は、「超・傑作たち」と題しました五大名窯のうちの1つで、常設展示されている名窯よりもさらに状態の良いものとなっております❗
また、こちらの美術品は、特別展・特別貸切でしか見ることの出来ない貴重なものとなっておりますので、ぜひ当館へ足をお運び頂き、お近くでご鑑賞くださいませ⭐「定窯」
定窯は中国の著名な白磁窯である。なかでも五代や宋代から金代にかけては宮廷用器も数多く生産され、「牙白」と呼ばれる象牙のような白色(アイボリーホワイト)を特色とする優雅な定窯白磁は、皇帝はじめ士大夫などにも広く愛好された。白い素地にクリーム色がかった透明釉をかけたものと型押しや浮彫など彫文を施して透明釉をかけたものとがある。文様は型を用いる印花文(いんかもん)、ヘラ彫りによる刻花文(こっかもん)、浅く片切彫する劃花文(かっかもん)など種々様々だがいずれも軽快で淡い気品を醸し出している。定窯は元の時代まで脈々と続いたが次第に丁寧な作りは姿を消したため、北宋時代の作が最も評価が高いとされます。こちらの美術品は、双魚が彫られており、裏には五代・北宋前期の定窯に見られる「官」の銘が刻まれている。また、定窯は晩唐から五代・北宋にかけて、純白色の粘土にやや青みのある透明釉を施したやや肉取りの厚い重厚な趣の名作を焼いて頭角を現しており、この特徴がみられることから、本美術品は北宋前期に焼成されたものであると考えられる。
※日本では平安時代、およそ1100年前
※展示内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。

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