「『MOTOKO』 愛しい時間の記録 佐藤素子ポーセリンアートの世界」資生堂銀座ビル

「『MOTOKO』 愛しい時間の記録 佐藤素子ポーセリンアートの世界」資生堂銀座ビル

名称:「『MOTOKO』 愛しい時間の記録 佐藤素子ポーセリンアートの世界」資生堂銀座ビル
会期:2023年3月8日(水)~2023年3月20日(月)
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:日曜日
入場料:無料
会場:資生堂銀座ビル
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-5-5
URL:資生堂銀座ビル

「『MOTOKO』 愛しい時間の記録 佐藤素子ポーセリンアートの世界」資生堂銀座ビル
「『MOTOKO』 愛しい時間の記録 佐藤素子ポーセリンアートの世界」資生堂銀座ビル

2023年3月8日(水)から3月20日(月)まで、「『MOTOKO』 愛しい時間の記録 佐藤素子ポーセリンアートの世界」を開催します。第二次世界大戦敗戦前夜、1942年、東京・高輪で生まれた佐藤素子は、激変する時代の荒波の中で女性としての自立を目指し、十代で渡米を果たし、帰国後はその国際感覚を生かし、戦後の日本のスポーツ、文化交流のシーンで活躍します。
そんなある日、友人宅のリビングに飾られていたポーセリンペインティング(ニヨン焼き)に出逢い、その美しさに魅了されます。以来、50余年にわたって制作し続けてきた作品は、大切な人とのかけがえのない日常の時空間を彩りたいという愛情が起点となっています。ひたすら純粋に「愛らしさ」の表現を目指す彼女の制作姿勢は、技術の誇示でも、自己表現でもなく、生き方そのとも言えるかもしれません。
経済効率や機能性で物事が判断され、人間性や情緒が軽視される時代にありながら、大切な人が目にし、手にする食器を中心に物語を描き続けた佐藤素子、この度、その主要作品をまとめた作品集が出版される運びとなりました。本展は『MOTOKO』の出版を記念し、開催される展覧会です。
なお、『MOTOKO』の制作にあたっては、出版趣旨に賛同した日本を代表する二人のクリエーター、写真家、十文字美信と、コピーライター、小野田隆雄がその”見抜く力”と”読み解く力”で、参加しています。様々な出会いによって成り立った今回の展覧会では、社会を分断する壁を乗り越えた新しい時代の人との繋がりが辿れるはずです。

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