「水のいろ、水のかたち展」国立工芸館

「水のいろ、水のかたち展」国立工芸館

名称:「水のいろ、水のかたち展」国立工芸館
会期:2023年7月7日(金)〜2023年9月24日(日)
会場:国立工芸館
時間:9:30〜17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日:月曜日 7月18日(火)、9月19日(火)
   ※ただし7月17日、9月18日は開館
観覧料:一般 300円(250円)
   大学生 150円(70円)
   ※( )内は20名以上の団体料金および割引料金
   ※いずれも消費税込
   ※オンラインによる事前予約もあり
住所:〒920-0963石川県金沢市出羽町3-2
TEL:050-5541-8600
URL:国立工芸館

生野祥雲斎《竹華器 怒濤》1956年 国立工芸館蔵 撮影:米田太三郎©1984
生野祥雲斎《竹華器 怒濤》1956年 国立工芸館蔵 撮影:米田太三郎©1984

本展は「水」をテーマに、工芸・デザイン作品に表現された水や、水をいれる器の形に注目して国立工芸館の所蔵品を中心にご紹介する展覧会です。
私たちの生活に欠かすことの出来ない「水」は、決まった形も色もありません。それでも水は古来より海や川を始め様々な形や色で描かれ、工芸作品においても多くの作家に着想を与え、様々な形や色、技で表現されてきました。例えば蒔絵で描かれた波紋や、急流を思わせる竹の編み方、多数の色糸で織り上げた水辺の景色…そのほかにも様々な形や色、技で表現されています。とらえどころのないものだからこそ、作家の観察眼によって個性が表れる水の表現をお楽しみください。
また人々は水甕や花瓶、水差しなど、形のない水をいれるために様々な器を作ってきました。そして今も多くの作家やデザイナーが水をいれる器に向き合い、日々新しい器が生まれています。本展では用途とその形にも改めて注目します。

芹沢銈介《紬地型絵染のれん 滝》1962年 国立工芸館蔵 撮影:米田太三郎©1980
芹沢銈介《紬地型絵染のれん 滝》1962年 国立工芸館蔵 撮影:米田太三郎©1980
深見陶治《初めての航海》1975年 国立工芸館蔵 撮影:野村知也
深見陶治《初めての航海》1975年 国立工芸館蔵 撮影:野村知也
近藤悠三《染付山水文大皿》1962年 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト©2019
近藤悠三《染付山水文大皿》1962年 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト©2019
田口善国《水鏡蒔絵水指》1970年 国立工芸館蔵 撮影:大屋孝雄©2020
田口善国《水鏡蒔絵水指》1970年 国立工芸館蔵 撮影:大屋孝雄©2020
並木恒延《しじま》2007年 国立工芸館蔵 撮影:アローアートワークス©2011
並木恒延《しじま》2007年 国立工芸館蔵 撮影:アローアートワークス©2011
淡島雅吉《しづくグラスと氷入れ》1958年 国立工芸館蔵 撮影:藤森武©1995
淡島雅吉《しづくグラスと氷入れ》1958年 国立工芸館蔵 撮影:藤森武©1995
エミール・ガレ《草花文月光色ガラスデカンタ》1867-76年頃 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト©2018
エミール・ガレ《草花文月光色ガラスデカンタ》1867-76年頃 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト©2018
高橋朋子《蒼掌水指 Aldebaran》2017年 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト©2019
高橋朋子《蒼掌水指 Aldebaran》2017年 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト©2019
須田賢司《楓造拭漆嵌装箱 湖上月夜》2001年 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト©2019
須田賢司《楓造拭漆嵌装箱 湖上月夜》2001年 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト©2019
岩田藤七《貝》1976年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓©2007
岩田藤七《貝》1976年 国立工芸館蔵 撮影:斎城卓©2007

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