《カカオ》無名の北インドの画家、もしくは中国の画家 /1810 年頃/ キュー王立植物園蔵/©RBG KEW

名称:「英国キュー王立植物園 おいしい ボタニカル・アート 食を彩る植物の物語」西宮市大谷記念美術館
会期:2023年6月10日(土)〜2023年7月23日(日)
会場:西宮市大谷記念美術館
時間:10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:水曜日 
観覧料:一般 1,200円(1,000円)
   高大生 600円(400円)
   小中生 400円(200円)
   ※( )内は前売料金、団体料金(20名以上)
   ※前売券はローソンLoppi(L コード 53081)または、西宮市大谷記念美術館受付にて販売(5/1~6/9)
   ※西宮市内在住65歳以上の方は500円、西宮市内在住の一般の方は1,000円(いずれも要証明書呈示)
   ※ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
   ※心身に障害のある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
住所:〒662-0952兵庫県西宮市中浜町4-38
TEL:0798-33-0164
URL:西宮市大谷記念美術館

《コショウ》 おそらくインドの画家/1810 年頃/ キュー王立植物園蔵/ ©RBG KEW
《コショウ》 おそらくインドの画家/1810 年頃/ キュー王立植物園蔵/ ©RBG KEW

英国キュー王立植物園は18世紀にケープル卿が熱帯植物を集めて作った庭園として始まりました。ロンドン南西部のテムズ河畔に位置し132ヘクタール(甲子園球場約34個分)の広大な敷地を有する植物園です。また22万点を超える世界最大級のボタニカル・アートのコレクションを所蔵していることでも有名です。
ボタニカル・アートの起源は有用な薬草を見分けるために植物を調べ図化したことにあると言われ、古代ギリシャでは薬草をまとめた本草書『薬物誌』が編集されました。その後、植物画は医学的な実用書から美術的な鑑賞としてのボタニカル・アートへと発展していきました。
人間にとって欠かすことのできない「食」をテーマに、英国キュー王立植物園の協力のもと「おいしいボタニカル・アート」展を開催します。17世紀初頭の大航海時代より貿易大国として発展したイギリスは、世界中からその土地に由来する植物や香辛料などを持ち帰りました。本展ではイギリスの歴史や文化を、野菜や果物はもちろん、ハーブやスパイス、さらにはアルコール類など様々な食材を植物にまつわる物語とともに紹介します。

《リンゴ「ケリー・ピピン」》 ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway
《リンゴ「ケリー・ピピン」》 ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway
《イチゴ「 ウィルモッツ・レイト・スカーレット」》ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway
《イチゴ「 ウィルモッツ・レイト・スカーレット」》ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway
《ブドウ「 ブラック・プリンス」》ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway
《ブドウ「 ブラック・プリンス」》ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway
《カリフラワー》ジョゼフ・ヤコブ・リッター・フォン・プレンク/1788-1803 年頃/ キュー王立植物園蔵/©RBG KEW
《カリフラワー》ジョゼフ・ヤコブ・リッター・フォン・プレンク/1788-1803 年頃/ キュー王立植物園蔵/©RBG KEW
《カカオ》無名の北インドの画家、もしくは中国の画家 /1810 年頃/ キュー王立植物園蔵/©RBG KEW
《カカオ》無名の北インドの画家、もしくは中国の画家 /1810 年頃/ キュー王立植物園蔵/©RBG KEW

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