「近代日本の視覚開化 明治──呼応し合う西洋と日本のイメージ」愛知県美術館

二世五姓田芳柳 《初代愛知県権令井関盛艮像》 明治20年代頃 絹本著色 愛知県公文書館

名称:「近代日本の視覚開化 明治──呼応し合う西洋と日本のイメージ」愛知県美術館
会期:2023年4月14日(金)~2023年5月31日(水)
開館時間:10:00 〜 18:00 金曜日は20:00まで
休館日:月曜日 月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 1500円、大学生・高校生 1200円、中学生以下 無料
会場:愛知県美術館
住所:〒461-8525愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10F
TEL:052-971-5511
URL:愛知県美術館

「近代日本の視覚開化 明治──呼応し合う西洋と日本のイメージ」愛知県美術館
「近代日本の視覚開化 明治──呼応し合う西洋と日本のイメージ」愛知県美術館

江戸時代から明治という新時代への転換は、政治経済体制だけでなく、人々の生活や文化全般を含む、様々な状況を変容させました。造形活動の領域でもまた多彩な動向が生まれ、展開を見せました。西洋から入ってきた情報や技術、イメージは、当時の日本の人々に新たな視覚──新たなものの見え方や見方、見せ方を開きました。「文明開化」は「視覚開化」でもあったのです。本展では明治期の美術、工芸を多数所蔵する神奈川県立歴史博物館のコレクションを中心に、他の美術館や博物館・個人蔵の作品や資料を加えて、明治期特有の表現がみられる絵画・写真・印刷物・彫刻・工芸などを集結させます。時代の転換期に、和洋の化学反応によって生まれた様々な表現を、そして、明治美術の新たな一面をご覧いただく機会となるでしょう。

初代五姓田芳柳 《西洋老婦人像》 明治初頭 絹本著色 神奈川県立歴史博物館所蔵
初代五姓田芳柳 《西洋老婦人像》 明治初頭 絹本著色 神奈川県立歴史博物館所蔵
五姓田義松 《鮭》 明治時代前期 油彩、紙 團伊能旧蔵コレクション
五姓田義松 《鮭》 明治時代前期 油彩、紙 團伊能旧蔵コレクション
宮下写真館 《瀬戸》 明治11年頃 鶏卵紙 個人
宮下写真館 《瀬戸》 明治11年頃 鶏卵紙 個人
小栗令裕 《欧州婦人アリアンヌ半身》 明治12年 石膏 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻
小栗令裕 《欧州婦人アリアンヌ半身》 明治12年 石膏 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻
寺内信一 《裸婦像》 明治17年 陶 とこなめ陶の森
寺内信一 《裸婦像》 明治17年 陶 とこなめ陶の森
信陽堂 《福沢先生》 明治24年 単色石版 神奈川県立歴史博物館所蔵 青木文庫
信陽堂 《福沢先生》 明治24年 単色石版 神奈川県立歴史博物館所蔵 青木文庫
有山貞次郎 《東京名所案内 向島》 明治24年 単色石版、手彩色 神奈川県立歴史博物館所蔵 青木文庫
有山貞次郎 《東京名所案内 向島》 明治24年 単色石版、手彩色 神奈川県立歴史博物館所蔵 青木文庫
初代宮川香山 《高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指》 明治時代前期 陶 神奈川県立歴史博物館寄託 田邊哲人コレクション
初代宮川香山 《高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指》 明治時代前期 陶 神奈川県立歴史博物館寄託 田邊哲人コレクション
《大倉孫兵衛旧蔵錦絵画帖》 明治10年代 木版多色摺、折帖 神奈川県立歴史博物館寄託
《大倉孫兵衛旧蔵錦絵画帖》 明治10年代 木版多色摺、折帖 神奈川県立歴史博物館寄託
二世五姓田芳柳 《初代愛知県権令井関盛艮像》 明治20年代頃 絹本著色 愛知県公文書館
二世五姓田芳柳 《初代愛知県権令井関盛艮像》 明治20年代頃 絹本著色 愛知県公文書館
森村組 《色絵金彩薔薇文蓋付飾壺》 明治30年代 株式会社ノリタケカンパニーリミテド
森村組 《色絵金彩薔薇文蓋付飾壺》 明治30年代 株式会社ノリタケカンパニーリミテド

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  2. 企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館
  3. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
ページ上部へ戻る