「ねんねんよー 子どもにうたってあげるこもりうた」絵本原画展」祈りの丘絵本美術館

「ねんねんよー 子どもにうたってあげるこもりうた」絵本原画展」祈りの丘絵本美術館

名称:「ねんねんよー 子どもにうたってあげるこもりうた」絵本原画展」祈りの丘絵本美術館
会期:2023年4月4日〜2023年7月2日
開館時間:10:00〜17:30(入館は17:00まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
会場:祈りの丘絵本美術館
入場料:大人・大学 300円
   小・中・高 200円
   ※各種割引有り
   団体割引(10名以上):100円引き
   障がい者割引(同伴者含む):半額 
   ※「ぶっくくらぶ」会員さまは無料です
住所:〒850-0931 長崎県長崎市南山手町2-10
TEL:095-828-0716
URL:祈りの丘絵本美術館

ねんねんよー
子どもにうたってあげるこもりうた
絵本原画展

真島 節子(ましま・せつこ)
1937年~
山形県に生まれる。新劇の理解者だった父親のまわりに集まる文化人、芸術家の中で、絵を描くことが好きな少女に育ち、女子美術大学図案科へ進学する。
女子美時代より、デザイン、広告美術等のコンクールに入選、入賞を重ね、卒業後も博報堂を経て、伊勢丹の宣伝課へ。
小冊子や広告のレイアウト、デザイン、イラストレーションなどを手掛けた。
その一方で、日本の伝統的なもの、とりわけ、子どもの文化・わらべうたの中につまった日本語の美しい響きやリズム、イントネーションのおもしろさに魅かれる。
そして、このおもしろさを絵本に描くことへと情熱を傾け、最初の絵本、こどものとも『わらべうた』(`65年・福音館)を出版する。
故郷山形での幼い頃の遊びや風景が感じられる画風ではあるが、その絵に、北国という言葉のもつ「暗くて寂しい」という印象はなく、真冬の雪景色を描いた画面からさえも伝わる“ぬくもり”には、ご自身のおだやかな人柄がしのばれる。
今しも、御近所の幼子達が唄う“わらべうた”が聞こえてきそうな絵である、『あがりめ さがりめ』(`94年)『あんたがたどこさ』(`96年・以上こぐま社)、『ねんねんよーこどもにうたってあげるこもりうた』(CD付き)`98年・童話館出版)と、相次いで出版されるましませつこの世界は、私たちが忘れかけている、古くて新鮮な易しい暮らしを思い出させてくれる-そんな力を秘めている。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る