「眼にうつる詩―美術と文学の交差点」福島県立美術館

「眼にうつる詩―美術と文学の交差点」福島県立美術館

名称:「眼にうつる詩―美術と文学の交差点」福島県立美術館
会期:2023年5月30日(火)~2023年6月18日(日)
会場:福島県立美術館
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 
観覧料:一般・大学生 280円(220円)
   高校生以下 無料
   ※本展は常設展料金で観覧できます
   ※( )内は20名以上の団体料金
住所:〒960-8003福島県福島市森合字西養山1
TEL:024-531-5511
URL:福島県立美術館

柄澤齊《肖像VIIシャルル・ボードレール》1983年 紙・木口木版 福島県立美術館
柄澤齊《肖像VIIシャルル・ボードレール》1983年 紙・木口木版 福島県立美術館

古来より美術と文学は親和する関係にあるとされてきました。福島県立美術館にも明治期から現代に至るまでの文学と関わりをもった美術作品が多数収蔵されています。本展では、同館の収蔵作品から美術と文学の多彩なつながりを3章にわたって紹介し、美術を通して文学史の一側面を辿ります。
第1章では徳富蘆花のカミーユ・コローについての評論や、文芸雑誌『アララギ』周辺の作家たちに注目し、自然を捉えた美術と文学の関係を探ります。
第2章では岸田劉生や村山槐多、竹久夢二、恩地孝四郎ら大正期に活躍した作家たちを中心に、耽美的で退廃的な思潮に動かされた美術と文学について迫ります。
第3章ではシャガールや村上善男、日和崎尊夫など、戦後にジャンルを横断した表現を繰り広げた芸術家たちを紹介します。

徳富健次郎『自然と人生』(東京民友社、1900年刊)福島県立美術館
徳富健次郎『自然と人生』(東京民友社、1900年刊)福島県立美術館
岸田劉生《地》1915年 紙・水彩、インク、鉛筆 福島県立美術館
岸田劉生《地》1915年 紙・水彩、インク、鉛筆 福島県立美術館
村山槐多『槐多の歌へる』豪華版(アルス、1927年刊)福島県立美術館
村山槐多『槐多の歌へる』豪華版(アルス、1927年刊)福島県立美術館
恩地孝四郎《(1)死によりてあげらるる生(『月映』Ⅳより)》1915年 紙・木版 福島県立美術館
恩地孝四郎《(1)死によりてあげらるる生(『月映』Ⅳより)》1915年 紙・木版 福島県立美術館
恩地孝四郎《(14)そらよりくだるかげ(『月映』Ⅳより)》1915年 紙・木版 福島県立美術館
恩地孝四郎《(14)そらよりくだるかげ(『月映』Ⅳより)》1915年 紙・木版 福島県立美術館
恩地孝四郎《「氷島」の著者 萩原朔太郎像》1955年頃 紙・木版 福島県立美術館
恩地孝四郎《「氷島」の著者 萩原朔太郎像》1955年頃 紙・木版 福島県立美術館
竹久夢二『露地のほそみち』より11 1926年 紙・木版 福島県立美術館(河野保雄コレクション)
竹久夢二『露地のほそみち』より11 1926年 紙・木版 福島県立美術館(河野保雄コレクション)
村上善男《津軽・赤倉山系大石神社越後屋 千代吉帰還之圖・冬圖》1997年 和紙・布、紐、アクリル絵具 福島県立美術館
村上善男《津軽・赤倉山系大石神社越後屋 千代吉帰還之圖・冬圖》1997年 和紙・布、紐、アクリル絵具 福島県立美術館
桂ゆき《ブドウとキツネ》制作年不詳 ガラス・油彩 福島県立美術館(河野保雄コレクション)
桂ゆき《ブドウとキツネ》制作年不詳 ガラス・油彩 福島県立美術館(河野保雄コレクション)
カミーユ・コロー《ヴィル・ダヴレー 林をぬけてコロー. 家へ向かう池沿
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