「「綴」- つづる展 – Weaving the path of WONDER FULL LIFE」ATELIER MUJI銀座

「「綴」- つづる展 - Weaving the path of WONDER FULL LIFE」ATELIER MUJI銀座

名称:「「綴」- つづる展 – Weaving the path of WONDER FULL LIFE」ATELIER MUJI銀座
会期:2023年6月9日(金)〜8月27日(日)
開館時間:11:00-21:00
    営業時間・休館は、店舗に準じます。
料金:無料
会場:ATELIER MUJI GINZA
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-5 無印良品銀座6F
TEL:03-3538-1311
URL:ATELIER MUJI 銀座

私たちは、さまざまに異なる考えを持ちながら生きています。その中で人の心を知り、素直に受け止め、傾聴することで、改めて自 分の可能性を知ることができます。人生という限られた時間の中で、奇跡のような出会いに感謝し、互いを讃え、敬う。そんな体験を通じ、各々がまた感覚を磨き、鍛えることで人生はより面白くなる。それも「豊かさ」の 1 つなのではないのでしょうか。
「豊かさ」という言葉からは、満ち足りた不足のない様をイメージします。一方で、今回私たちが着目するのは、近代が享受してきた物質的な価値観ではなく、精神性の中で育まれ、誰もが平等に持つ「豊かさ」です。 つなぐ、つなぎあわせる、とじる、文字を記し、言葉を連ねる。個人に重きが置かれる表現である「綴」(つづる)を、人と人とが作用し合うことによって共に豊かになる、という精神的な普遍を示すテーマとして、本展の表題に名付けました。
WONDER FULL LIFE(ワンダーフルライフ)は、金工、染織、陶芸、服飾、写真、音楽、言葉など、異なる分野で独自に活動するつくり手や表現者たちが出会い、これまでに見えなかったビジョンに気づきながら、繰り返し対話を重ね、感覚や衝動を形にしていく大脇千加子氏の創作プロジェクトです。
古くから伝承された泥染、鍛え形作られた真鍮、豊かな土が呼吸する陶器や土器。役目を終えた花々たちに新たな価値を咲かせる ボタニカルダイ。それらを耳から伝え、重ねる音楽。丁寧に時を重ねてきた人々の想いが宿るインドのカンタをはじめとする布など。
本展では、これらをもとに大脇氏が大切に受け継いだ素材のかけらとアーカイブ作品を紹介。さらに大脇氏がアーティストと対峙 したときに生まれた「感覚」を「手」に宿らせ、編みつないだ巨大なオブジェなど、縁を綴り合わせたものたちが並びます。
無印良品が目指す「感じ良いくらし」を実現する一つのきっかけとして、本展の綴り視える新しい創造の形が、人と出会う喜びや集う愉しさ、関わることの大切さを再認識する機会になればと思います。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  2. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
  3. 「うつす美 ─ 江戸時代の絵画学習」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る