名称:たかくらかずき「おやすみ僕らの 夢の残飯」FINCH ARTS
会期:2023年 6月30日(金)- 7月16日(日)
会場:FINCH ARTS
時間:13:00~19:00
休館日:月~水曜日
料金:無料
住所:〒606-8412 京都府京都市左京区浄土寺馬場町1-3
TEL:(0)80 1351 9467
URL:FINCH ARTS
東洋思想による現代美術のルール書き換えとデジタルデータの新たな価値追求をテーマとしたデジタル作品を制作するアーティスト、たかくらかずきの個展です。
たかくらは、東洋思想や日本的信仰における“魂” “妖怪”といった「物質ではないが存在すると信じられるもの」を「デジタル上の存在」に極めて近いものとして捉えています。これらをAIによる画像生成や、ピクセルアニメーション(所謂“ドット絵”を用いたアニメーション作品)、3Dプリント、VR(仮想現実)、NFT(偽造・代替不可能な鑑定書・証明書を付けたデジタルデータ)、といったデジタル技術を駆使し、作品として表現しています。
本展では、中国山水画の様式的影響から室町時代の禅宗社会で発展した日本的山水画をモチーフとする、新作のドローイング15点を発表します。
本展のタイトル「おやすみ僕らの 夢の残飯」は、2023年5月にNEORT++(東京)で開催した前回の個展タイトル「みえるもの あらわれるもの いないもの」の下の句となっています。AIを用い「存在しない存在」としての新しい無数の“妖怪”をNFTとして生成し話題となった前展に続くものという位置づけです。この機会にどうぞご高覧ください。
※会期初日・6/30(金)にオープニング・レセプション(17:00~19:00)を開催します。作家も在廊致します。お気軽にお越しください。
たかくらかずき
1987年生まれ、山梨県出身。東京造形大学大学院修士課程修了。京都芸術大学非常勤講師。現在は主に日本仏教をコンセプトに作品制作を行っており、openseaでNFTシリーズ「BUSDDHA VERSE」を展開。舞台美術にも参加しており、演劇集団『範宙遊泳』にてアートディレクターを務める。山梨県市川三郷町ふるさと大使。
http://takakurakazuki.com
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