名称:「ガレ&ドーム アール・ヌーヴォーガラスの美展」松坂屋上野店
会期:2023年7月12日(水)→7月18日(火)
会場:松坂屋上野店 7階 美術画廊 ※最終日は16時閉場
住所:〒110-8503 東京都台東区上野3丁目29番5号
TEL: 03-3832-1111
URL: 松坂屋上野店
エミール・ガレ
ガラス器・陶磁器の卸売業をしていた
シャルル・ガレの長男として1846年5月4日
フランスロレーヌ地方ナンシーで誕生。
1866年にマイゼンタールの
ブルゲン・シュタール商会でガラス制作の
技術を学び、1877年には父の会社を
引き継ぎ本格的な
ガラス芸術作品に力を注いだ。
1878年に「月光色ガラス」の発表を初め、
ガラス象嵌「マルケットリー」、
発色方が異なる「サリシュール」また高度な
彫刻技術を要する「グラヴュール」など
多数の新技術を考案し制作に活かす。
その類稀な熱意と探求心で培った芸術性が、
やがてパリ万国博覧会でのグランプリ受賞を
1889年・1900年と受賞するに至る。
1904年に白血病で亡くなるが、
その後もガレの親族が会社を継承し
1925年にパリ開催の国際博覧会
(アール・デコ展)にて「スフレ」と
呼ばれる高浮彫作品が好評を得たが、
1931年世界恐慌の影響を受け
工房のガラス溶解炉が閉鎖された。
収蔵先:オルセー美術館、
ナンシー美術館、メトロポリタン美術館、
エルミタージュ美術館、北澤美術館
サントリー美術館など多数。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。