「あの世の探検―地獄の十王勢ぞろい―」静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)

「あの世の探検―地獄の十王勢ぞろい―」静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)

名称:「あの世の探検―地獄の十王勢ぞろい―」静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)
会期:2023年8月11日(金・祝)~2023年9月24日(日)
会場:静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
   金曜日は10:00~18:00(最終入館時間 17:30)
休館日:月曜日、9月19日(火)
   ※ただし9月18日(月・祝)は開館
観覧料:一般 1,500円
   大高生 1,000円
   障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
   中学生以下 無料
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館1階
TEL:050-5541-8600 
URL:静嘉堂@丸の内静嘉堂文庫美術館

「あの世の探検―地獄の十王勢ぞろい―」静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)
「あの世の探検―地獄の十王勢ぞろい―」静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)

あの世は、どんな世界なのだろう。
人が現世を離れ、冥界に行くと、閻魔大王など10人の大王(地獄の十王)がいて、罪業を裁くと考えられています。そのため、亡くなった方の縁者が十王を供養することによって、その極楽往生を祈ってきました。
静嘉堂文庫美術館所蔵の「十王図・二使者図」(中国・元~明時代)は、圧倒的なエネルギーに満ちた作品で、地獄に出向いて救済をする「地蔵菩薩十王図」(高麗時代)と一具で伝来してきた名品です。 本展では静嘉堂文庫美術館の所蔵品の核の一つである仏教美術、中でも、1999年の『仏教の美術』で初公開して以来、揃って展観する機会のなかった、「十王図・二使者図」及び「地蔵菩薩十王図」全13幅を一堂に展観することで、往時の姿をしのびます。
あわせて、近年修復をおえた、日本、中国の仏教絵画などを修理後初公開するほか、江戸絵画の名品、円山応挙筆「江口君図」を、重要文化財「普賢菩薩像」、重要文化財「西行物語」と共に展示することで、「江口君図」の謎に迫ります。
※国宝《曜変天目(稲葉天目)》も出品します。

「十王図」元時代(14世紀)より
「十王図」元時代(14世紀)より
重要美術品「十王図・二使者図」のうち「第十五道転輪王」元~明時代 14世紀
重要美術品「十王図・二使者図」のうち「第十五道転輪王」元~明時代 14世紀
「妙法蓮華経変相図」(部分)南宋時代 12世紀前半~13世紀後半
「妙法蓮華経変相図」(部分)南宋時代 12世紀前半~13世紀後半
「妙法蓮華経変相図」(部分)南宋時代 12世紀前半~13世紀後半
「妙法蓮華経変相図」(部分)南宋時代 12世紀前半~13世紀後半
「十二霊獣図巻」(部分)室町時代 16世紀
「十二霊獣図巻」(部分)室町時代 16世紀
重要文化財「普賢菩薩像」鎌倉時代 13世紀
重要文化財「普賢菩薩像」鎌倉時代 13世紀
重要美術品 円山応挙筆「江口君図」寛政6年(1794)
重要美術品 円山応挙筆「江口君図」寛政6年(1794)
河鍋暁斎「地獄極楽めぐり図」のうち「田鶴の臨終」
河鍋暁斎「地獄極楽めぐり図」のうち「田鶴の臨終」
「苦行釈迦図」元時代 13~14世紀
「苦行釈迦図」元時代 13~14世紀
「当麻曼荼羅」鎌倉時代 14世紀(修理後初公開)
「当麻曼荼羅」鎌倉時代 14世紀(修理後初公開)
「阿弥陀来迎図」鎌倉時代 13~14世紀(修理後初公開)
「阿弥陀来迎図」鎌倉時代 13~14世紀(修理後初公開)
重要美術品「如意輪観音像」南北朝時代 14世紀
重要美術品「如意輪観音像」南北朝時代 14世紀
重要美術品「地蔵菩薩十王図」高麗時代 14世紀
重要美術品「地蔵菩薩十王図」高麗時代 14世紀
重要美術品「十王図・二使者図」のうち「第五閻羅王」元~明時代 14世紀
重要美術品「十王図・二使者図」のうち「第五閻羅王」元~明時代 14世紀
国宝「建窯 曜変天目(稲葉天目)」南宋時代 12~13世紀
国宝「建窯 曜変天目(稲葉天目)」南宋時代 12~13世紀
「金銅観世音菩薩立像」北魏 正光2年(521)
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